”AV女優がHIV感染”のニュースを考える!風俗店の性病予防は大丈夫?
しばらく前のことですが、あるAV女優がHIVに感染していたというニュースがありました。
有名な単体女優ではないけれど、それでも複数の作品に出演していたため
このAV女優と共演した可能性がある男優
その男優と共演した可能性がある他の女優
の間で大騒ぎになったんです。
その後、遅ればせながらこの女優が所属するプロダクションから
「大変お騒がせしましたが、共演者に感染はなかったことが確認されましたのでご安心下さい」
というような内容の発表がありました。
でもこれにも
いつ感染したのか
誰から感染したのか
感染が分かってからは一切撮影していないのか
だとしたら、今はどうやって生計を立てているのか
共演した男優・女優のリストがないと、自分は大丈夫か分からない
と不安や批判のコメントが続出しました。
AVだけでなく風俗で働く場合でも、やはり一番の心配は性病です。
この問題について、考えてみました。
目次
複数とエッチしていると感染源は分からない
キス
フェラ・クンニなどのオーラルセックス
も含め、年単位で特定のパートナーとしかエッチな行為をしていなければ、誰から感染した性病かはほぼ確定です。
ところが不特定多数の相手と性交渉を行っていれば、もはや
いつ
誰から
感染したかは不明です。
ただし性病と呼ばれている感染症の多くは、血液・体液・粘膜を通して感染します。
そのため輸血・注射針・刃のある美容機器(カミソリなど)のように、性行為と無縁のところで起こることもあります。
風俗やAVは性病に感染するリスクが高いように見られていますが、実はそうでもありません。
一般人でも複数の相手とエッチしていたり、他人の血液や体液に接触する機会が多ければ、感染リスクは高くなります。
反対に夫としか性交渉がなかった主婦が、その夫から感染するケースもあります。
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HIVなどリスクの高い性病の感染率は高くない
ただしほとんどの性病は、早期発見し、適切に治療をすれば、皆さんが思っているより簡単に完治します。
そして現在日本で増えている性病として、梅毒・クラミジアが挙げられますが、これらは症状がありますし、グズグズせずさっさと病院に行けば問題ありません。
なったら嫌な病気ではありますが、怖い病気ではないんです。
HIVのように、将来的に治療を継続していかなくてはならない深刻な性病は、感染リスクは低いです。
HIVは感染力の弱いウィルスで、少量では感染しません。
その上、熱や塩素に弱く、人の体の中に入らなければ生きてさえいけないウィルスなんですよ。
またまだ誤解している人がいますが、HIV=AIDSではありません。
HIV感染しても、きちんと治療を受け薬を飲めば、AIDSに発症することなく普通の生活を送ることができます。
主な感染経路
とはいえ、件のAV女優の女性のように感染してしまう人もいるのですから、どうすればできるだけ感染リスクを減らせるかも知っておきたいですよね。
HIVの主な感染経路は
スキンを使わないSEX(膣内挿入)と膣内射精
スキンを使わないアナルセックス
注射針の回し合い(やばいですな…)
です。
最大のリスクは避けようと思えば避けられるんです。
スキン着用を強く勧める理由
AVでも風俗でも、ハードプレイをウリにして
洗わない
スキンを付けない
中で出す
場合があります。
もちろん、その分報酬も高くなります。
SMでソフトプレイではなく、スカトロや体に傷がつくようなハードなプレイをこなせば桁が1つ違う報酬が貰えたりするのと同じことですよね。
やむにやまれぬ事情があって、リスクを納得した上で、そういうプレイに臨む人もいるかもしれませんが…
できるだけスキンを着用する、させる仕事を選んで下さい。
どの性病・感染症も、一番予防できるのがスキンの使用です。
スキンは避妊のためだけのものではありません。
ピルを飲んでるから…
安全日だから…
関係ありません。
仕事でもプライベートでも、女性は自分の体を大切にするためにスキンの着用を徹底して欲しいです。
性病予防や衛生対策に積極的な風俗店やプロダクションを選ぶ
噂のAV女優が所属していたプロダクションは、定期性病検査を義務付けていなかったのではないか
と言われています。
きちんとしたAVプロダクションは、スキン着用や定期性病検査結果の提出を所属女優だけでなく相手方にも求めるなど、女性の安全に配慮しています。
ところが一部の杜撰なプロダクションや、ほぼ個人で活動しているフリーのAV女優の中には
ハードな仕事内容、リスクの高い撮影を請け負ったり…
適正金額より明らかに安過ぎるギャラで仕事を請け負ったり…
キチンと契約書を交わさなかったり…
性病検査を受けていなかったり…
する場合があります。
こういうプロダクションはダメです。
いざとなった時にも守って貰えません。
これは風俗店を選ぶ時にも同じことが言えます。
何でもありのお店ではなく、ルールや法律をきちんと守り、女性の安全を第一に考えてくれる優良店を選ぶ
これはとても大切なことです。
衛生対策や定期性病検査に力を入れているお店
女性の悩みや相談事をしっかりフォローアップしてくれるお店
こういうお店がお勧めです。
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定期性病検査を受ける習慣を
とはいえソープランドでもない限り
定期性病検査7項目を受け毎月月末までに感染ゼロが確認できなければ、翌月の出勤不可
定められた日数は必ず休むこと
なんて徹底している風俗店は少数派です。
検査は定期的に受けた方がいいと勧められたり、提携医療機関で受ける場合に割引が利いたりする程度です。
最終的には、きちんと定期性病検査を受け、それ以外にも気になる体調の変化があればサッと病院へ行くのは自分自身の判断です。
またイソジン・グリンスなどの衛生対策も、自分がしっかりしなくてはいけません。
最終的に自分の身を守るのは自分
若い女性に性病感染が増えている
アジアで日本だけ感染者が増えている
なんて話を聞くととても悲しくなるのですが、これはやはり自分の身を自分で守るという意識が日本の女性には低いからだろうなと思います。
相手の男性にスキンを使ってと言えない…
体調がおかしくても、恥ずかしいから病院に行けない…
不特定の男性と気軽にSEXしてしまう…
こんな一般女性が増えているため、もはや今では世間のイメージとは裏腹に、風俗やAVで働く女性の方が正しい知識を持ち安全になってしまっています。
まとめ
AV女優がHIVに感染
と大きく取り上げられていましたが、実際にはAVだから特別リスクが高い訳ではありません。
性病を予防することは、スキンの使用や定期検査など正しい対策で可能です。
また自分の身を守るためにも、これからAVや風俗で働こうと考えている女性は、しっかりしたプロダクションやお店を選んで下さい。
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