昔と今では全然違う!こんなに広がる風俗嬢の新しい働き方
風俗嬢といえば
家庭に事情がある女の子が、中卒や高校中退で職がなく、あるいは借金など深刻な事情があり泣く泣くやむを得ず…
周りにも、引退してからも、絶対にひた隠さなければならない、いわば「日陰の身」
こんな風に今でも思っている人は、世の中の何%くらいでしょう?
もう時代錯誤もいいところ
超遅れてます。
様々なSNSを見ていると、風俗嬢の営業用アカウントからの投稿がたくさん流れてきますが、最近はちょっとした芸能人並みのフォロワー数を持つ女の子がいたりします。
1万や2万人程フォロワーがいる風俗嬢やアダルト業界の女性も珍しくありません。
他にもYoutubeをやってる子がいたり、元AV女優さんがNHKの番組に出演したり、更に風俗嬢を題材にした映画やドラマも最近は増えています。
そんな業界の様子を見ていると、10年以上この業界で働いている私は
「時代は変わったんだなぁ」としみじみ思います。
そこで今回は、風俗嬢の新しい働き方、新時代の風俗嬢の働き方について考えてみたいと思います。
目次
100ワニの影響?いまは事前に引退時期を予告する時代?
今と昔で、色々な違いがありますが、その一つが引退事情。
風俗嬢が業界を引退する
いずれ誰しもが通る道です。
でも今と昔では、引退の仕方が変わってきているように感じます。
昔は、基本的には何も言わずに引退するか、本指名のお客さんにだけ伝えて引退していく女性が多かったです。
ところが最近は、1ヶ月前や、早い人だと1年前や2年前に引退時期を発表する人もいます。
ユーザー名でカウントダウンしている女性も増えた
少し前に話題になった100ワニこと「100日後に死ぬワニ」。
覚えてますよね?
100ワニが流行ってからは、いろんな界隈で「〇〇日後に××する△△」みたいなツイートが増えました。
最近、全顔整形した名古屋在住、海外旅行好きの某インフルエンサーの女性も、「100日後に可愛くなる△△△△△」というアカウント名にしていますね。
このように流行りに乗ったのは、風俗で働く女性も例外では有りません。
いろんな営業アカウントの女性が「〇〇日後に業界引退する△△」という名前になっていたり、源氏名の後ろに「@〇〇日で業界引退」と書いていたり、割とよく見ます。
事前に告知をするのはなぜ?
なぜ、ひっそりと辞めず、かなり前からこのように引退時期を告知するようになったのか。
理由は、大きく分けて次の2つでしょう。
卒業後に「会いたかった~」と言ってくる人を減らす為
予約の空き枠を減らして効率よく稼ぐため
まず引退後に必ずと言っていいほど出てくるのが、「会いたかったのに~~」と言ってくる(書き込む)男性です。
以前に一度、または何度か接客した人もいますが、まったく来店したことのない男性も多いですね。
これかなりめんどくさいです…
そんなん言うなら遊びにくれば良かったじゃん!!!
マジこれですよ。
しかも中には「お店辞めたならプライベートで遊ぼうよ~」など、DMで送ってくる輩、あるいは最近変な人が増えたのか文句を言い出す輩も少なからずいます。
SNSアカウントを完全に削除するのでもない限り、非常に厄介です。
前もって引退時期を告知していれば何か言われても、
「事前に引退時期を告知してたんだし、早くから告知して引退までの期間もしっかりあったのに、来なかった自分のせいでしょ?」
と反論できます。
100%論破です。
なので、事前に告知する女性も多いんですね。
そしてもう一つの理由は
「最後の荒稼ぎ」
というと少し聞こえが悪いかもしれませんが(笑)
限られた出勤時間と在籍期間でできるだけ効率よく稼ぐには、空き枠を減らしたい
そのため、告知するという女性も多いみたいですよ。
風俗嬢のタレント化がとまらないっ!
実は、かなり以前から「フードル」という言葉が存在しました。
風俗嬢をアイドルやタレントのように扱う傾向は数年前からあったんです。
が、この風俗嬢タレント化計画、最近は更に加速しています。
数年前には、メンバーが現役風俗嬢のアイドルもいましたからね。
「明日、抱けるアイドル」というキャッチコピーでした。
懐かしいです。
ただ以前は「一部の知名度がある風俗嬢」がタレント化している感じだったのに比べ、今では営業アカウントのフォロワー数が1000~2000人いる風俗嬢は当たり前な状態です。
フォロワー6000人という風俗嬢も、結構ザラにいるので、そうなると本当にちょっとした芸能人並みのフォロワー数になります。
力を入れているのはTwitterだけじゃない
イマドキの風俗嬢が力を入れているのは、Twitterだけではありません。
InstagramやTikTokにも力を入れている女性は、かなり多いです。
あとは「現役風俗嬢系Youtuber」も増えました。
以前より遥かに露出が増えていることもあり、お客さんとの関連性も「風俗嬢とお客さん」から「風俗嬢とファン」という構図に変わりつつあります。
某総選挙の部門も多様化
風俗業界の大きいイベントと言えば
「全国ミスヘブン総選挙」
業界最大手のポータルサイト、ヘブンネットでの風俗嬢人気投票です。
今年は、出場辞退する店舗様、女の子も多かった印象ですが…。
でもやっぱり総選挙の予告が出ると「もうそんな時期かぁ」と思うくらいには、風俗業界の風物詩と化しています。
ただそんな総選挙も、今の風俗業界の流れの関係からか、今年から新しい部門が増えたんです。
そう
「インフルエンサー部門」
です。
いや~時代ですね。
去年くらいにも、女性が選ぶ「私の憧れの女の子」みたいな部門がありました。
このように、タレント化していく風俗嬢に合わせるような形で、各媒体もいろいろと趣向を凝らしているようです。
この流れは止まりません。
風俗を題材にしたドラマや映画が急増中
そんなこと言っても、風俗嬢の知名度なんて、風俗を利用する男性客の間だけでしょう
と言う声もありそうですが、それは正しくありません。
i気付きませんか?
最近、「風俗嬢」がテーマのドラマや映画、多くないです?
「フルーツ宅配便」からはじまり、「ロマンス暴風域」や「ちひろさん」「明日、私は誰かのカノジョ」「タイトル、拒絶」など、ドラマや映画で「風俗」や「風俗嬢」をテーマにした作品が増えてきていますよね。
前まではあまり使われていなかったテーマだった「風俗」。
存在は皆知っているのに、昼の世界では存在していないかのようにスルーされるアングラな世界でした。
ところが今や、映画やドラマ、そして漫画でも、風俗をテーマにした作品、本当に多いです。
そして、以前は、風俗嬢役はまだ売れてない女優さんをキャスティングすることが多かった印象なのですが、最近はそれなりに有名で清純派なイメージの女優さんであっても「風俗嬢」の役を演じます。
私のような旧風俗嬢は、そこもびっくりします。
「性の多様性」などを考える機会が増え「性」に関してオープンな世の中になってきてる
いや、本当に、コミックサイトとレンタルDVDショップでも覗いてみてください。
風俗嬢が登場する作品多すぎ
この「風俗嬢が登場する作品多すぎ問題」ですが、背景には、若年層を中心に「性」に関して昔ほど閉鎖的ではなくオープンになりつつあることがあるのだと考えます。
特にここ数年は、コロナをはじめ色々な変化や問題があり、世の中的にも「働き方」や「他者との関わり方」が大きく変わってきました。
「ジェンダー」などの問題も一般的になり、誰にとっても身近になってきたこともありますね。
それらの影響で、「性」に関する話題やテーマも、以前ほどタブー視されなくなった可能性がありそうです。
元風俗嬢、元AV女優…世間は昔ほど気にしてない?
とはいえ、実際に風俗で働く時には、家族や友人バレが心配ですし、風俗嬢をはじめ性に関する仕事に対し、心無い言葉を吐く人も存在します。
特にネットやSNSの世界では、どうしてもネガティブな意見が目立つので、気になりますよね。
でも特定の人の意見、ひろゆき氏言うところの「個人の感想」ではなく、事実を客観的に見てみましょう。
元AV女優がNHKの番組に出演
NHKといえば、公共放送。
他のテレビ局やメディアに比べ、お堅いのが特徴です。
そんなNHKですら、数年前に元AV女優の及川奈央やみひろを大河ドラマに起用しています。
単発ドキュメンタリーにチラッと出演とかじゃないんです。
局の看板番組と言っていい大河ドラマに出演です。
昔は
歌手は紅白を
役者は大河ドラマを
目指し、出演できたら故郷に錦を飾れる、親戚一同集まって大喜びとまで言われたんですよ。
他にも、現役AV女優の紗倉まなさんが、NHKのトーク番組へ出演しています。
NHKにAV女優が出るなんて、一昔前なら絶対ありえない事でした。
昔ほど人は気にしていない
最近は、女性の憧れのタレントとして明日香キララさんや三上悠亜さんなどAV女優の名前が上がることも珍しくありません。
そして元国民的アイドルがAV女優に転身することも、AV女優が女優に転身することも珍しくない時代になりました。
ひと昔前、小学生に聞いた「将来就きたい職業」ランキングにキャバ嬢がランクインし、「時代は変わった」と言われました。
あの時も、極端に保守的な人や、年齢の高い人は、「ありえない」「考えられない」と言ってましたが、今や、誰も驚きません。
なので同じように、AV女優や風俗嬢という性産業がランクインする日も、もしかしたらいずれ訪れるのかもしれません。
そんなバカな…って思いましたか?
でも昭和には、女優がジーンズで新幹線に乗っただけで叱られ、へそ出しトップスを着たことがあるだけでNHKは出禁だったんですよ。
それが今や、現役AV女優が出演してますからね。
まとめ
風俗嬢は客に性サービス(性的な行為)をするだけの存在ではなくなりました。
癒しや疑似恋愛を求める男性へのエンターテイメントの提供
インフルエンサー時代、SNS時代に乗ったタレント化
そういった側面が求められており、またそこから新しい稼ぎ方や活動が広がっています。
むしろタレントやインフルエンサー、YouTubeなどの配信者に憧れる女性なら、こちらのルートで挑戦してみるのもありかもしれません。
世のなかがここまで性に寛容になった背景としては
SNSの普及などにより、性産業と一般社会の距離が近づいたこと
風俗のホワイト化と、一般ブラック企業の対比で、「思ったよりクリーンな業界なのかも?」と感じる人が増えたこと
フェミニズムやLGBTなどにより、性に関する話題がオープンになりつつあること
が理由として考えられます。
ももガールズの中からタレント化して、ドラマや映画に出演する女性が出てきそうな予感がします!
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪