風俗の「寮」の実態を解説します！

風俗業界では、女性キャストに貸し出す「寮」を用意しているお店が多くあります。

寮って何？とピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、様々な事情で出稼ぎや遠方から通う女性も少なくないのが風俗業界。

お店の寮があることをありがたく感じる女性も多く、お店選びの条件になることもめずらしくありません。

いろんな噂や疑問がありますよね。

風俗の寮ってどんな感じ？

なんとなく良いイメージを持たれないことの多い「風俗店の寮」

実際の寮はおおむね2パターンに分かれます。

マンション寮の場合は、基本的に1Rマンションで1人部屋で、ルームシェアの場合は2DKや3DKの部屋をシェアすることが多いです。

風俗店の用意する寮のメリットは、敷金礼金などの初期費用がかからないということだけでなく、通常の不動産契約では避けて通れない入居審査もないため、お店によっては空きがあればすぐに住める点です。

お店の近くに住むってアリ？

ほとんどのお店で寮はお店の近くにあり、徒歩10分圏内ほどの距離であることが多くなっています。

お店の近くであることの利点は、なんといっても通勤時間がほぼないため、出勤前は出勤時間ギリギリまで寝られ、退勤後もすぐに帰ってリラックスすることができることです。

また、公共交通機関を使っての通勤にストレスを感じることがある方にとっても徒歩圏内の寮はありがたいのではないでしょうか。

しかし、この「お店と近距離寮」にもデメリットはあります。

お店の近くに住むことで、お仕事がお休みのプライベートな時間にスタッフと遭遇したり、出かけるところを目撃されることもあります。

ですが、基本的に風俗店のスタッフはそのあたりをしっかり心得てることが多く、ばったりプライベートな時間に遭遇しても知らないフリをしてくれ、むやみに声をかけられることはありません。

マンション寮と激安寮、どっちがいい？

1日数千円かかるマンション寮と激安寮、結局どちらがいいの？と思われた方も多いでしょう。

寮費だけをみると、安い or 無料にこしたことはないと考える方も少なくないかもしれません。

マンション寮

1Rや1Kの単身者用マンションを寮として借りている事が多いです。

マンション寮の寮費は1日あたり3000円ほどが平均ですが、中には1日4000円以上という寮もあり、【高級マンション寮】と呼ばれる場合はこれにあたることが多いです。

部屋が広かったり、部屋数が多い、ペットや同居人と泊まれるなど値段なりの理由があることも。

マンション寮は家具・家電完備という場合がほとんどですが、最新家電で揃えられていることは期待しないほうが無難。

都心などではユニットバスタイプの部屋も多いですが、立地やエリアによってはバス・トイレ別というところも少なくないようです。

マンション寮の場合、1日数千円のお金が寮費として引かれるので、普通に部屋を借りるより割高に感じることも多いですが、審査不要で即日入居だったり、敷金礼金のように高額の初期費用を用意する必要もなく、家賃の振込などの手間もないためトータルでみると安いかも。

光熱費などは寮費に含まれているお店もあれば、光熱費だけ自分で支払う必要があるというお店もあるのではじめに確認が必要です。

また、注意点として、用意されている寮の部屋数には限りがあるお店がほとんど。寮に住みたいといえば誰でも住めるわけではありません。

細かい条件はお店によって違いますが、「月◯時間以上」や「週◯時間以上で△日以上出勤」のように入寮に条件を設けていることが多いです。

管理上の理由から、お店も「寮の部屋の鍵」のスペアを持っているのでプライバシーに敏感な方の場合は寮を利用することは難しいと感じるかもしれません。

無料 or 激安の寮

寮は寝るだけ！お金を1円でも多く稼ぎたい！という女性にとって魅力的に見えるのが「寮費が無料 or 激安」の寮。

このタイプに多いのが2DKや3DKの部屋に複数人でルームシェアといったもの。

しかし、複数人でルームシェアをするタイプでも、リビングやダイニングなどの共有スペース以外はそれぞれ個室があり1人で使えるというタイプが多いです。雑魚寝や同じスペースで生活しなければならないということは少ないので安心です。

中には各個室に鍵がかけられるという場合もめずらしくなく、最低限のプライバシーは確保できそう。

しかし、ルームシェアタイプの懸念点はそこではありません。

ルームシェアタイプの場合、一緒に部屋をシェアするルームメイトの女性次第で住心地が天国にも地獄にもなるといえます。

共有部分をきれいに使ってくれたり、性格が明るく常識がある言動ができる女性だと、それなりに住みやすいと思いますが、反対に衛生観念が合わない・うるさい・常識がない・病んでるなどの女性の場合はお世辞にも良いシェア環境とはいえないでしょう。

そしてルームシェアタイプの寮でのトラブルで多いのが、お金や貴重品の盗難です。

鍵付き個室の場合はトイレやお風呂に行く際にも鍵は閉めることを徹底する、鍵がない場合は貴重品は常に持ち歩く、鍵付きのボックスに入れて保管するなど、各々で対策を講じる必要があります。

ペットや同居人がいると寮は無理？

寮に入りたいけど、ペットがいる、子供や同居人がいるから諦めているという方も多いのではないでしょうか。

ペットや子供・同居人と一緒に寮に住んで働きたいというケースも多いようです。

実はペットや子供などと一緒に……という希望は珍しくなく、お店によっては同居人可もしくはペット可の寮を用意しているところもあります。

数としてはそこまで多くはありませんが、OKが出ることもあるので、疑問や不安は一度お店に相談してみるのもおすすめです。

寮がオススメなのはこんな人！

短期集中でとにかくお金を貯めたい人

寮を利用することを考える方は、出稼ぎで短期集中で稼ぎたいという方が多いのではないでしょうか。

出稼ぎでの選択肢は、寮かホテルとなりますが、ホテルの場合は安くても1泊5千円ほどかかります。また、冷蔵庫が小さかったり、自炊ができないなどのデメリットも。

引越し前の下見、初期費用を貯めたい人

出稼ぎではなく、引っ越しをし、活動エリアを移して本格的に働きたいと思っている方でも、ひとまず寮を利用して一時的に働いてみるというのも手です。

また、自分でマンションを契約する場合は敷金・礼金などの初期費用はもちろん、家具家電を買い揃える資金も必要です。

お金が貯まったら引っ越して、あのエリアで働こう！というのも堅実で良いですが、

身一つで乗り込んで実際に働きながらお金を貯めて独り立ちするというのも選択肢のひとつとしてはいいかもしれません。

細かいことは気にしない、他人との共同生活に慣れている人

ルームシェアタイプでも、ひとりで使えるマンション寮でも、必ずしも寮費が部屋の清潔さやクオリティに比例するわけではありません。

それなりに費用がかかるマンション寮でも、実際行ってみたら掃除や備え付けの家具家電の手入れが行き届いていないという場合も……

ルームシェアタイプでは入居前の掃除はもちろんですが、前述した通り生活の快適度は一緒に共同生活を送るルームメイトに左右されます。

まとめ

お店が用意してくれる「寮」のメリットはなんといっても、身一つで現地に行ってすぐにお仕事がはじめられることです。

特にはじめていく場所で土地勘がない、知り合いもいないといった場合は、お店の近くに住めるというのは安心材料にもなるのではないでしょうか。

入寮に条件があったり、長く住むと割高になる、ルームシェアの場合もあるなど、デメリットも多いように感じますが、なにをメリット・デメリットととるかはあなた次第です。

最近は「出稼ぎ」で短期集中で一気に稼ぐ方もめずらしくなくなってきたこともあり、多くのお店で「寮」を用意しています。