風俗キャストを始める前に知るべき事前知識4選!【現役嬢が解説】
はじめて風俗で働こうとする女性が直面する不安は、非常に多岐にわたります。
なかでも、本記事では以下のような疑問に焦点を当て、お答えしていきます。
風俗嬢は確定申告しなくていい?
4時間出勤すれば4万円稼げるってほんと?
身バレする確率ってどれくらいあるのかな…
風俗で働く前に知っておきたい事前知識を、ベテラン現役ソープ嬢のAki姉が易しく解説します。
主な内容は以下のとおりです。
正しく風俗求人を読むために必要な「用語」・「概念」
風俗キャストにありがちな「確定申告」のお悩み
身バレする確率と、私が20年間バレなかったコツ
ここでしか読めない体験談もありますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
正しい事前知識で安心・安全な風俗デビューを迎えてくださいね。
目次
【事前知識1】風俗求人を読み解く!一般職と意味が違う用語3つ
風俗の求人メディアでよく見かける「ボーナスあり」・「衛生対策」などの文言ですが、世間一般での意味合いとは少し異なります。
誤解を避けるためにも、通常とは意味が違う用語を事前知識としておさえておきましょう。
①「ボーナスあり」
多くの人が思い浮かべるボーナスとは、「企業が8月と12月に支給する賞与」のことでしょう。
一般企業のボーナスですと基本給の2~3ヶ月分というケースが多いため、「ボーナスあり」と言われるとつい大きな期待をしてしまいがち。
ですが風俗キャストに対する「ボーナス」は、あくまでも「お小遣い程度」と覚えておきましょう。
風俗店によって、様々なボーナスが用意されています。
代表的なものは以下の3つです。
①出勤ボーナス
1ヶ月〇〇日以上の出勤でボーナス支給!
年末年始に出勤したらボーナス支給!…etc
→相場 1万円前後
②ランキングボーナス
指名上位ベスト5入りでボーナス支給!
→相場 1万円前後
③写メ日記ボーナス
出勤時に3回以上写メ日記を更新して、トータル10日間継続でボーナス支給!
→相場 5000円前後
お小遣い程度とはいえ、「チリも積もれば山となる」が期待できそうですね。
②「衛生対策」
新型コロナの影響で頻繁に耳にするようになった衛生対策という言葉。
コロナ渦においては、働く従業員の検温・消毒液の設置・共有スペースの定期消毒・定期換気・席間隔などがそれにあたります。
風俗店でも上記の対策をしっかり行っていますが、もともと風俗業界での「衛生対策」とは、以下の4つを指します。
除菌ボディソープの使用
消毒用石鹸水の使用
イソジン等うがい薬の使用
プレイに使うおもちゃの消毒
ようするに、風俗求人に表記されている「衛生対策」とは、「毎回のプレイ前後に行う除菌・洗浄」のことです。
よって、性病検査については衛生対策には含まれていません。
性病検査がお店規模で行われる場合には、別途「定期健診あり」などと書かれることになります。
③「お給料から税金が引かれます」
一般的に給料から引かれる税金とは、所得税・住民税です。
他にも健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険料などが会社員の給料から差し引かれますよね。
対して風俗キャストが引かれる税金とは、いわゆる「雑費」のことです。
雑費とは、お仕事で使うタオル、ローション・イソジンなどの消耗品の一部をキャストが負担するカタチで引かれる費用です。
これをお店によっては「税金」と表現します。
ですから、本来の意味での税金は、キャスト自身が申告して国に納めなければなりません。
「税金はお店から引かれてるから、別に納税しなくていいよね?」
この考えはNGですよ。
【事前知識2】確定申告について知っておこう
風俗キャストはお店に所属はしていますが、雇用形態は業務委託契約であり、個人事業主となります。
風俗店に雇われているわけではありません。
いわゆるフリーランスですね。
フリーランスには、収入が一定額を超えると確定申告をする義務が発生します。
また、会社員としての本業があり、副業として風俗で働く場合でも申告しなければならないケースがあります。
「風俗での収入 – 必要経費」が、それぞれ以下の金額を超える場合は、
翌年2月16日~3月15日までの間に確定申告が必要です。
風俗が本業である場合 → 年間 48万円
会社員が本業である場合 → 年間 20万円
風俗キャストの確定申告には不安がつきもの。
ここでは、確定申告に関する「ありがちな3つの心配事」についてお答えしていきますね。
①正直に申告したら破産する?
ご安心ください。
いくら稼ごうが、稼いだ金額を上回る税金を請求されることはありません。
適切に「必要経費」を計上したり、青色申告特別控除などを受けることで、税金はある程度安くおさえることが可能です。
※性病の検査代などの医療費も、年間10万円を超えた分は所得から差し引いて税額を算出できます。
もちろん適正に計算された金額は納税するのが義務ですから、翌年になって慌てないようにあらかじめ準備しておくといいでしょう。
申告しないでいたり虚偽の申告をすると、後々高額なペナルティが課されることがありますので注意してください。
また、確定申告には大きなメリットがあります。
有事の際に、国からの救済措置が受けられる可能性があるということです。
私自身も、先の持続化給付金には随分助けられました。
正直ちょっと面倒ですが、得るものも確実にありますので、
確定申告はきちんとしておくことをおすすめします。
②確定申告は専門家に頼まないと無理?
はじめての場合は、少々難しいイメージがあると思います。
ですが、やってみると意外と簡単です。
基本は、自分の収入から必要経費や支払った保険料などを差し引いて、残ったお金がいくらか申告するだけ。
簿記の知識がなくても、手取り足取りガイダンスしてくれるソフトがあるので、パソコンをお持ちなら導入を検討するといいでしょう。
マイナンバーカードがあれば専用サイトから申告できるため、税務署に出向く必要もありません。
「全然わからない!」という方でも、税務署で無料で書き方を教えてくれます。
わざわざ専門家に依頼しなくても大丈夫ですよ。
ただ、確定申告時期(2月16日~3月15日)は税務署がものすごく混雑しますので、書き方を教えてもらいたい場合は事前予約をすることをオススメします。
③確定申告すると、風俗で働いていることがバレる?
本業持ちで、副業として働いているキャストが不安になるのが「風俗で働いていることが会社にバレないか?」です。
それについても、適切に対処すれば心配ありません。
もし、副業の収入を会社に知られたくない場合には、確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、「自分で交付」に○をつけましょう。
こうすることで、副業による収入(雑所得)に関する住民税の通知が自宅に届くことになるので、その分は自分で納付することになり副業を会社に知られずに済みます。
なお、住民税の通知書は一定条件を満たして手続きをすることで、住民票上の住所地以外にも送付することができます。
家族に怪しまれると困るなどの事情がある場合は、一考の余地ありです。
【事前知識3】「日給4万円」の考え方
風俗嬢の平均日給は、4万円前後といわれています。
この金額の計算式は以下のとおりです。
接客1回(60分)に対するキャストの報酬1万円 × 1日で想定される接客回数(4回)
ここでよくあるカン違いが、次のような考え方。
「じゃあ、4時間働けば4万円くらいは稼げるってことね」
ちょっと待ってください。
確かに「接客60分 × 4回 = 4時間」ですから、単純計算するとこのような見積りになるのはごもっともです。
しかし実際のお仕事では、勤務時間は接客(プレイ)時間と絶対にイコールにはなりません。
お客さんが付くのを待つ時間・接客の合間の準備、移動などが発生するからです。
風俗業界では、それらの時間を全部ひっくるめて「待機時間」と呼びます。
「待機時間 = 風俗キャストの勤務時間」ということです。
待機時間の概念を加味すると、日給4万円を得るための勤務時間は「4時間」では足りないことがわかりますね。
もちろん接客60分あたりの報酬によって変わってきますが、おおむね「8~10時間前後」と思っておくといいでしょう。
【事前知識3】身バレする確率は0.1%以下
すべての風俗キャストが心配すること、それが業界用語「身バレ」(= 身元がバレる)です。
店舗型では接客前のモニター確認、デリバリー型では派遣エリアのNG設定など、現在は多くの風俗店で身バレ対策が徹底されています。
「それでも心配」という女性に向けて、実際のところどれくらいの確率で身バレが起こる可能性があるのか考察してみましょう。
風俗サイトのプロフィールから身バレする確率
商材(お店のHPに掲載する)写真はしっかり加工されています。
でも雰囲気で分かってしまうのでは?という心配ですが、
知り合いがあなたのプロフィールにたどり着く確率は、わずか0.1%程度です。
シティヘブンネットの東京エリアで働いている女性は99,536人。
そして、「あなたを知っている、かつ風俗サイトを観覧する習慣のある人」が100人いると仮定した場合、計算方法は以下のようになります。
100人 ÷ 99536人 × 100(%に換算するため) = 0.1%
0.1%は、「東大に合格できる確率」・「一年間で空き巣にあう確率」と同じです。
そこからさらに、たどりついたプロフィールだけであなた個人を特定される可能性は、0.1%を大幅に下回ることになるでしょう。
せっかく低い確率を自分から上昇させてしまうことがないよう、くれぐれもプロフィールのコメントや年齢設定・写メ日記の内容などには用心してくださいね。
デリ嬢がラブホに出入りするところを知り合いに目撃される確率
デリヘル嬢がラブホやホテルに出入りする瞬間を知人に見られる確率も、同じく0.1%以下です。
計算方法は以下のようになります。
まずは東京都内の15歳~64歳の人口が約9,000,000人(令和4年1月1日時点)。
そのうちあなたを知っている人が100人いたと仮定します。
100人 ÷ 9000000人 ×100(%に換算するため) = 0.001%
よって、東京都の15歳~64歳の人口に対する、あなたの知人の割合は0.001%となります。
そして、都内で1日100人の人と顔を合わせると仮定するなら、その中で知人とすれ違う確率は、かなり多めに見積もっても0.1%です。
実際には、「あなたの派遣先のホテルの目の前で、しかもあなたがそこに出入りする瞬間ピンポイントで居合わせた100人」のうちの知人の割合になりますから、数値はさらに格段に少なくなります。
ほぼ奇跡と言っていいような確率でしょう。
ただし、もろ地元、かつ住民が極端に少ない地域でのお仕事はさずがに少し注意が必要です。
そういったケースでは、出稼ぎとまではいかなくても「生活圏からちょっと離れたエリアのお店・または派遣先」を選ぶことで安全性を高めることができます。
ベテラン嬢Aki姉は20年間身バレなし!
リアルな経験をお伝えしますと、私自身は風俗デビューから20年間、ただの1度も身バレしたことはありません。
プロフィールや写メ日記に個人の特定につながるようなことを掲載しないのはもちろん、それ以外にも特に気を付けてきたことがあります。
お客さんに対して、決して自分の個人情報(名前・住んでいる地域・出身地など)を開示しないことです。
私の場合、お客さんやお店のボーイさんに話す個人情報は全て嘘っぱちです。
その場しのぎで口から出まかせを言ってしまうと後々ボロが出るので、設定は事前にある程度つくり込んであります(笑)
話がはずんでついポロっと出身校を教えてしまったばっかりに、お客の友人が同級生だったことが判明してヒヤヒヤ…
信頼してた常連客にしか話してない本名が、なぜか源氏名とともにネット掲示板に書かれていた…
このような危険を避けるためにも、お客さんとの会話・メッセージのやり取りには細心の注意をはらうべきです。
適切な対策さえとっていれば、身バレの確率は限りなくゼロに近づけることができます。
まとめ
みなさんお疲れさまです。
今回は、「風俗で働く前に知っておきたいこと4つの事前知識」についてシェアしました。
あなたが万全な風俗デビューを迎えられることを切に願っています。
ですが、あくまでも本記事は「入口の入口」にすぎません。
実際にお仕事をしていくなかで、新たな疑問や悩みが必ず出てきます。
そんなときは、現在8周年を迎えた「ももジョブ」ブログが心強い味方になってくれます。
ほんの少し立ち止まって、膨大な過去記事を検索してみてください。
きっと探している答えが見つかるはずですよ。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪