風俗のお仕事でネガティブ思考になってしまう貴女に伝えたいこと

風俗業界で働いている女の子のなかには、ついネガティブ思考に陥ってしまってしまう子も多くいます。

しかし世間一般的には「ポジティブ思考がすべてを解決する！」なんて意見が、多く見られるのが現実です。

意見を目にして、自分のネガティブ思考を不安に感じる場合もあるでしょう。

さらに「ポジティブになれない、そんな自分が悪い……」なんて、考えてさらにネガティブになってしまう、悪循環に陥ってしまうケースもあります。

実際にはネガティブ思考でも風俗のお仕事は問題なくできますし、むしろネガティブ思考こそが接客業では役立つケースもあります。

この記事を読んで風俗でのポジティブ思考、ネガティブ思考の問題を解決して、ぜひ自分らしくお仕事をしてください。

ネガティブ思考はなぜ悪いものと思われてしまうの？

「性格が明るいほうが良い、暗いのはダメ」「ポジティブは長所、ネガティブは短所」

そのため、ポジティブは良くてネガティブはダメ、との「常識」を擦り込まれてしまっている女の子も多いでしょう。

「人から嫌われたくない」「仕事をうまくやりたい」……そう思って、ネガティブ思考を直さなければ、と考えてしまいがちです。

とくに風俗のキャストだと、お店のスタッフや女性講師から「ネガティブは良くない」と言われてしまう場合もあります。

そうなると「自分が稼げないのは、ネガティブ思考だからだ」「なんとかネガティブ思考を直さないと……」と悩んでしまい、メンタルを病んでしまう、なんてことにもなりかねません。

世の中は本当にポジティブ思考だけが正解なの？

世の中には「ポジティブ思考万能主義」とも言える意見があふれています。

「ポジティブになれば、すべての悩みは解決する！」「貴女が成功できないのは、ネガティブ思考だからだ！」なんて、ポジティブの押し付けをしてくる人も多いでしょう。

もちろん個人がそう思っているだけなら、まったくかまいません。

とは言え、なかには「ポジティブは悪いことだから、絶対直しなさい！」「辛いことがあってもポジティブな言葉を使いなさい！自分がポジティブだと思い込むことがスタート！」なんて意見を押し付けてくる「ポジティブ過激派」もいます。

しかし、実際にポジティブ思考になればすべての悩みが解決するのか、と言われれば、そうではありません。

それでは、もともとネガティブ思考寄りの人間になら、ポジティブ思考は効果があるのでしょうか。

残念ながら、そうとは言い切れないのが事実です。

「ポジティブになりなさい」と強制されると、それ自体がストレスとなってしまい、余計にネガティブになってしまう、との研究結果が存在しています。

つまり無理にポジティブになろうとするのは、逆効果だと言えるのです。

とくにネガティブ思考とまでは言い切れないような「自信がない」「落ち込みやすい」「引きずりやすい」といったの性格であれば、ポジティブになろうとするよりも、気晴らしや癒しを求めに行く、くらいにしたほうが効果的でしょう。

接客業でポジティブ思考は本当に良いことなの？

ポジティブ思考が本人のメンタルに対しては、必ずしも効果的ではないことはご理解いただけたでしょう。

ただし風俗のお仕事は、自分だけでなくお客さんあってのものです。

もしポジティブ思考が接客業で有効なら、ネガティブよりもポジティブのほうが良い、と言えるかもしれません。

しかし実際のところ、接客業でポジティブ思考が有効とは言い切れず、むしろマイナス面もあるのです。

たとえばポジティブ思考だと、なんでもプラスに考えてしまうため、お客さんからのマイナスの反応や言葉に気付きにくくなってしまいます。

お客さんがマイナスアピールをしているのに気付かないと、それは「ふてぶてしい」「気が利かない」といった印象を与えてしまう可能性が高くなるのです。

実際、旅館や飲食店などで「接客上手」と言われる店員さんには、過剰なくらいお客さんのマイナスの反応に敏感な人が多くいます。

しかしネガティブで良いのは、自分の心の中でだけ。

お客さんに対する明るい挨拶や受け答え、そしてなによりも明るい笑顔は、とても大切です。

接客態度にネガティブさが出てしまうと、それは不愛想になってしまい、お客さんにとっての気持ち良い接客にはならないのが問題と言えます。

大切なのはネガティブかポジティブかではなく、お客さんが快適に過ごせる接客ができるかどうか、なのです。

まとめ

世間一般的には「ネガティブ思考は悪い、ポジティブ思考が良い」と、考えられがちです。

しかし風俗のような接客業において、ポジティブ思考は必ずしも良いものとは言えません。

お客さんが不満を態度や言葉で表したとき、それに気付きにくくなってしまうためです。

風俗で大切なのは、思考がポジティブかネガティブかではなく、お客さんに満足して帰ってもらうこと。