拒否する言葉「イヤ」「ダメ」「できない」「ムリ」の違いと使い分け
私、某風俗店で講習員をしているH美と言います。
入店時講習だけでなく、キャストの女の子が日々抱く
疑問・不明点
悩み・相談
愚痴・不満
を受け止め、アドバイスするのが私のお仕事です。
元風俗嬢、現在講習専門スタッフとはいえ、一応お店に雇われている身ですので、お店の立場や都合も考えた上での回答になってしまうんですけどね。
私は他の店舗スタッフのように、社員でもなければ固定月給制でもないので、比較的出勤が自由です。
この緩い感じが、風俗で長年働いて昼の一般職に復帰する前のリハビリ期間には、ちょうどいいんですね~♪
先月、まとまったお休みを頂き、日本を脱出して南の島でバカンスを楽しんだ私☆
現地でアバンチュールも楽しみ、久しぶりに機嫌良く出勤した私を迎えたのは、期待の新人(だったはず)のNちゃんがブチ切れている姿でした(^^;)
目次
「お客さんには『ダメ』って言わないで」はぁ?
明らかに機嫌が悪い。
待機中の態度が悪い。
スタッフとも目を合わさず、返事もつっけんどん。
どうしたどうした?
話を聞いたところ
・過剰サービスを求める、強引に思い通りにしようとするなど、ルール違反のお客さんが多過ぎる!
あ、そうか、Nちゃんは風俗初心者だったものね。
前のお店は1ヶ月も働かずに、辞めちゃったんだよね。
・出勤するのが嫌になったから、当欠した。
ほ、ほう…
・出勤した日に、H美先生はいなかった。
ごめん…
・お店のスタッフに相談したら、
「お客さんに『ダメ』って言うと萎えるから、言っちゃダメだよ」
と言われた。
「それって、黙って我慢しろ、拒否せずやらせろってことですか!?」
「そういうサービスはないお店じゃないんですかっ!?」
めっちゃ怒ってるんですが…
「この状態で1週間近く出勤してるの?」
とこっそりスタッフに聞いたところ
「いえ…出勤してなかったです。今日はH美先生が来るからってなだめて…何とかして下さい。」
って丸投げかーい(笑)
女の子の気持ちは分かる
ヘルスで本番強要するお客さん
3ないエステなど、正直普通の風俗サービスをしたくない女の子がギリギリ譲歩して働いているお店で、「見せろ」「触らせろ」と要求するお客さん
しつこく店外やLINE交換を要求するお客さん
しかもやんわり断ると、迷言を吐く人も。
「密室の男女に、店の決まり(プレイ)は関係ない。」
→こちらは代金分の仕事をするだけです。
「嫌なの?なんで?」
→嫌に決まってます。我慢してるんです。
「サービス悪いね。」
→はぁ?図々しいね。
そんな時、風俗嬢は皆
「イヤに決まってるだろ。そういう事はダメってお店で決められてると分かってて、なんでこのお店を使うわけ?アナタとなんか、倍額貰ってもできないです。不可能です。マジムリ、色々ムリ。」
って頭の中で考えていますよね。
「~してよ♪」
「イヤダメできないムリ」
「いいじゃん(笑)」
「イヤダメできないムリ」
って真顔でそれしか言いたくないと思ったことはありませんか?
でも確かに雰囲気が悪くなる
ですがそれをしたら間違いなく、お客さんは機嫌が悪くなるしその後のプレイ時間が大変です(笑)
だから風俗嬢は皆、笑顔でなんとか防御しつつコース時間をクリアします。
グイグイくるお客さん
無理強いするお客さん
プレイさせないお客さん
の場合は仕方なく
「できないんです!お店に言いますよ!」
「いや本当にムリだから!」
とキツめに言い、お客さんにプレイ中断するかおとなしくするかを選ばせ…
拗ねて不貞腐れたお客さんには、気まずいムードの中、こちらも無言で手コキマシーンまたはフェラマシーンと化す…
はい、接客が終わった後は目が死んでます。
このようにお客さんが楽しめなくなり、気まずくなって、リピートもない
お店としてはこの状態を避けたいです。
お店の評判も下がるしお客さんも減りますから。
なので
「ダメとかイヤとか拒否して、お客さんをムッとさせないように」
と言うんですね~。
本強に店外、拒否しないで断る言葉なんてない
ただですね、ぶっちゃけた話
笑顔でサラッとお断りして引くようなお客さんならともかく、しつこかったり、思い通りにならないとキレるような
強引で勝手なお客さんに、拒否せず断る言葉なんて基本的にありません。
全くないわけではありませんが、高度なテクニックが必要な上に、やり方を間違えると、クレームや悪い口コミにつながります。
そしてうまくいっても、リピートにはつながりません。
そのお客さんを諦めさせること=萎えさせることですから。
ところでNちゃんは
過剰サービスを求める、強引に思い通りにしようとするなど、ルール違反のお客さんが多過ぎる!
と言いましたよね。
では本指名率の高い風俗嬢は、皆どうしているんでしょう?
皆、言う通りに、本番させたり店外している?
いえいえ、そんなはずはないですよね。
彼女達は
「イヤ」「ダメ」「できない」「ムリ」
という一見タブーな言葉も上手に使い分けているんです。
「イヤ」「ダメ」「できない」「ムリ」4つの言葉の違いと使い分け
「イヤ」
イヤを漢字で書くと嫌
嫌いという字と同じですよね。
嫌だ
イヤ
と言われた時、相手が無意識に感じるのは
自分はこの人から嫌がられている、嫌われている
という気持ちです。
これはアウトですよね。
嫌いだからイヤではなく
その行為はしたくないからイヤ
と感じさせる必要があるんです。
アナタとSEXするのはイヤ
そんな簡単にSEXを許す女性になるのはイヤ
同じイヤでも違います。
「ダメ」
ダメって元々は禁止や不合格を表す言葉ですよね?
そんな事したらダメ!=するな、やめろ
その出来栄えではダメだね=能力が足りてないな
「お客様」で「男性」にとっては、どちらもムッとくる自分への否定です。
ダメを使いたければ
禁止しているのは私ではなくお店
優しいお母さんが子供に言う「ダメ」は、男性にとってイヤではない
ことを頭に置いておきましょう。
「できない」
あなたがお店やサービスを利用する時に、規定以外のお願いをしたとしましょう。
そうですね
安いカプセルホテルに泊まる時に、チェックイン前に荷物だけ預かって貰えないかとか…
結構忙しそうなランチタイムに、「ピラフをエビ抜きでお願いします」とか…
宅配便で時間指定をする時に、午前中(9時~12時)にチェックを入れて備考欄に「出掛けるので11時までにお願いします。」と書くとか…
対応して貰える時もあれば、して貰えない時もあると思います。
海外ではまずムリです。
でもできない時も
「できない」
と一言だけ仏頂面で言われるより
「それはできないルールになってるんです」
と申し訳なさそうに言われる方が、良くないですか?
前者の場合
できないにしても、もうちょっと言い方があるだろう
って思ってしまいますよね?
何故なら後者の場合
「できるものならしてあげたいんだけど、それはどうしてもムリなんですよ~」
という気持ちが、見え隠れするからです。(例え嘘でも)
よく考えてみれば、そもそもできないサービスを求めているこっちが悪いんですが、それでも「できないものはできない。何言ってんの?」と言われたくないのがお客です。
そして本当にできないのかと言うと…できるお店やしてくれる人もいるので、絶対不可能ではないんですよね。
でも、ルール上する必要がないことは、にこやかに「できないんです」で押し通して別にいいんです。
これ風俗嬢にとっても参考になりますよね。
「ムリ」
ムリ!
って言い捨てる人、増えましたよね。
他のどんな言葉より、バッサリ切り捨てる感が半端ないです(笑)
ムリって何がムリな訳?
って気の強い相手なら気色ばんで追求してきそうです。
言われてみれば確かに、誰が何故何がムリなんでしょう?
一見、最もサクッと話を終わらせることができそうな言葉ですが、実はそうでもないんですよね。
相手が
ムキになる
ムッとする
確率は一番高そうです。
なのでムリという言葉は、安易に使わないことです。
「それはね…(間を空ける)ムリ、なんだ」(真顔)
と一言だけ言うとか
相手をけむに巻いて混乱させる「え?え?どういうこと??」
相手が苦笑いするしかない「仕方ないな」
相手がアナタに共感するしかない「せ、せやな」
状況に持っていけた時だけ、使いましょう。
まとめ
上記の4つの言葉の使い方から分かること
それは
男性客のプライドを傷つけてはいけない
そのためには、お店を悪者にしたり、自分を下げるのもアリ
だということです。
相手を折れさせたい
断りたい
絶対譲らない
そんな時こそ、へりくだって相手を立てながら
断固として拒否しましょう(笑)
態度は丁寧かつ愛嬌たっぷり
意志は強く
これができる女の鉄則です☆
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