HIVの予防薬プレップ!NS・NN店で働くなら必要?
風俗で働くにあたって、最も心配なこととして
性病に感染するリスクはどれくらいか?
という質問がよくあります。
そうですよね。
本当に1日に5万円や10万円といった高額のお金が稼げるなら、ちょっとくらい嫌なことは我慢できます。
今の風俗業界は、普通の企業が経営していて、働いているスタッフもキャスト(風俗嬢)の女性も、前職は会社員や学生だったりします。
という心配も、バレ対策・アリバイ対策さえしっかりしていれば、まず大丈夫です。
そんな中、どうしてもこれだけは嫌!と思うのが、性病、特にAIDSではないでしょうか。
この心配をして、いわゆるNN・NS(ノースキン)と呼ばれるコンドームを使わないソープで働こうかやめようか迷う女性もいます。
気持ちはよくわかります。
反面、NS・NN店はお給料が良かったり稼ぎやすいことから、切羽詰まっている女性なら働きたいとも思うようですね。
そこで今回は、HIVの予防薬プレップ(PrEP)についてお話したいと思います。
性病はやはり嫌!
性病といっても、HIV(AIDS)だけではなく、梅毒、淋病、トリコモナス、クラミジアなど様々なものがあります。
これらの病気は性交渉を介して感染することが多いので、性病と呼ばれています。
比較的軽いものもあれば、悪化させると怖い梅毒のようなものもあります。
でもどの性病も基本的に、予防策をしっかり行えば、それほど感染力の高いものではありません。
もし性病がインフルエンザや新型コロナ並みに強い感染力を持っていたら、今頃、風俗嬢は皆辞めてしまってます(笑)
実際働いてみても、自分も周りも全然性病になんてならないと思う人が結構多いです。
とはいえ、確率はゼロではありません!
そしてやっぱり性病になるのは嫌ですよ。
ただし、万が一性病に感染しても、早期に発見し(性病は症状がわかりやすいので、すぐ気付きます)、すぐ病院で治療すれば、問題なく治ります。
ところがHIVとなると、少し話が違ってくるんですね。
一番心配なのはやはりHIV
性病の中で「嫌」「不快」ではなく、「怖い」と感じるのは、やはりHIVが断トツかなと思います。
それは
HIV=AIDS
1度感染したら治ることはない
死ぬ
という間違った古いイメージが、未だ残っているからです。
そうです、これ全部間違いです。
HIVとAIDSの違い
まずHIVとAIDSの違いについてお話しておきましょう。
HIVにかかったことを、HIVウイルス陽性といいます。
HIVウイルスはヒト免疫不全ウイルスといい、人の免疫細胞を破壊します。
簡単に言うと免疫(抵抗力)を弱らせるんですね。
でも体力や抵抗力って、元々個人差があるじゃないですか?
この免疫力低下が進み、肺炎など23種類の合併症のどれかが発症した状態をAIDS(後天性免疫不全症候群)と呼ぶんです。
HIVウイルスに感染しても、それらの病気が発症しなければ、AIDSにはなりません。
HIV感染しても治療薬はある
AIDSが初めて社会問題化したのは、実はもう何十年も前の話です。
最初は治療法がなかったHIVですが、あれから医学はとても進歩しました。
今では、HIVに感染してもAIDS発症を抑える薬はもちろんのこと、完治する可能性が高い薬まであります!
だから早期に発見して、医師の治療を受け、投薬と指導に従った生活を守れば…
感染していない人と同じように普通の暮らしをして、おじいちゃんおばあちゃんになるまで生きられます。
治療が大変そうと思うかもしれませんが、無症候性キャリアと呼ばれる何の症状もない状態なら、2-3ヶ月に1回の通院です。
人工透析を受けている患者さんより、ずっとずっと自由です。
本来治療薬には15-20万円かかるのですが、日本にはありがたいことに健康保険があります。
国民健康保険なら3割負担の上、高額療養費制度などの医療費助成制度、傷病手当金などがあるので、実際の支払いは数万円です。
HIVは、風俗と関係なく、普通にパートナーからうつることもありますので、感染のリスク自体は誰にでもあります。
でも万が一の時にも
新型コロナに感染した=死ぬではない
のと同じで、絶望する必要はないということですね。
プレップ(PrEP)って何?
そして今回お話したいのが、プレップ(PrEP)です。
プレップというのは予防薬です。
感染する前に服用することで、HIV感染自体を防ぎます。
プレップはどういう人が使うの?
感染リスクが減るので、HIVに感染するリスクが高い人が利用します。
性交渉でコンドームを使えない
こういう状況の人なら、風俗嬢以外でも多くの人が利用しています。
今ではジェネリック薬品も生まれており、ジェネリックであれば1ヶ月1万円台で済みます。
プレップは安全なの?
日本ではあまり知られていないプレップですが、実はWHO(世界保健機関)も勧めている予防法なんです。
安全ですが、薬ですから、副作用、使用上の注意、使用してはいけない持病や体質がありますから、必ず病院で処方してもらってください。
個人輸入はやめてくださいね。
きちんと病院へ通える
決まりを守って毎日服用できる
ピルもそうですが、プレップも、そういう人だけに適したお薬です。
風俗で働くなら守りたい6つのこと
プレップが予防できるのはあくまでHIVだけです。
他の性病は防ぐことができません。
そのため、NS・NN店で働くのでなければ、コンドームは必ず使用しましょう。
性病は風俗に限ったことではありませんが、風俗嬢はやはり性行為や粘膜接触をする絶対回数が多いので、人一倍注意することが大切です。
そこで風俗嬢なら守りたい6つのポイントを説明します。
①衛生対策はしっかりと
風俗で働き始めた時は、神経質なくらいしっかり行っていた
イソジンでのうがい
グリンスやクリアレックスといった消毒用石鹸水の使用
徹底した手洗い
しっかりとした洗体
バイブなどお仕事道具の消毒と管理
いつの間にか適当になっていませんか?
確かに性病なんてめったにならないんですが、やはりこれはきちんと行いましょう。
②性病の正しい知識を身に付ける
性病の正しい知識は、風俗嬢なら身に付けておきたいもの。
症状や形状をしっかり理解していれば、万が一性病のお客さんが来た時にも、すぐに気付くことができます。
ちょっと気持ち悪いですが(^^;)、ネットで画像を確認しておくと、確実ですね。
風俗では、性病のお客さんのご利用はお断りしています。
③コンドームは極力使う
風俗の場合は決められたサービスがあるので、コンドームなしでフェラしたり素股するのが普通です。
ですが、プライベートでは、しっかりコンドームを使いましょう。
④どうしても…な事情がないなら、NS・NNと呼ばれるお店で働くのはやめておく
NS・NNソープは、高級店に多く、リスクも鑑みて、通常より高い料金設定がされています。
そのため、NS・NNソープ店や、混合店のNS・NNソープ嬢は、ライバルに比べると稼ぎやすくなります。
また高級店の採用は少し厳しい女性でも、NS・NNに対応できるなら、採用されることも正直あります。
なので、とにかくお金が必要で切羽詰まっていると、NS・NNソープを考えるかもしれませんね。
風俗スカウト(違法です)もNS・NNソープを勧める人が、多いです。
ですが、どうしてもという理由がないのであれば、NS・NNではなく、きちんとコンドーム着用で働けるソープや、ヘルス、エステなどをお勧めします
それらのお店でも、一般の昼職の4倍くらいの収入が得られますし
出勤日や時間を増やす
指名を増やす
といった努力で、より多く稼ぐこともできます。
また自分磨きを怠らない女性であれば、コンドーム着用の高級ソープや、高級デリヘルで働くという選択肢もあります。
⑤定期健診を受ける
月1の定期性病検査を義務付けている風俗店は、少なからずあります。
例えそうでなくても、定期的に検査をしている風俗嬢は多いです。
女性の体はデリケートですから、性病だけでなく婦人科系の病気やピルについても相談できる、かかりつけの婦人科を持っておくのはとても良いことです。
できれば病院へ行って受診することを、おすすめします。
近くに適当な婦人科がない
忙しくてなかなか時間がとれない
といった場合は、自宅で検体を採って郵送で送るだけの匿名検査キットもあるので、そちらを利用しましょう。
お店によっては、この検査キットを常備してくれている場合もありますし、そうでなくてもネットで簡単にお取り寄せできますよ。
⑥早期発見、早期治療、完治
風俗で長く働いたら、性病にかかってしまうことももしかしたらあるかもしれません。
そこで最も大切なことは
早期発見
早期治療
正しく治療して完治する
この3つです。
グズグズして悪化させたり、途中で薬をやめてしまったりすると、性病に限らずどんな病気でも重症化したり後遺症が残ります。
将来
と後悔しないようにしましょう。
まとめ
今回はHIV感染を予防する薬、プレップについて解説しました。
風俗、得にNS・NNといったリスクの高いお店で働くなら、プレップを検討しても良いのではないでしょうか。
なおプレップで予防できるのは、あくまでHIVだけ。
それ以外の性病や妊娠を予防することはできません。
自分の体を大切にするには、正しい知識を持って、安全に最適な選択をしましょう。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪