風俗で夢を実現した風俗嬢の話。店長時代に夢を実現した女性の実例をご紹介します。
みなさまこんにちは。
ももジョブ運営局の西海です。
某真面目系風俗店の店長時代に担当していた女性が風俗で働いて夢を実現しました。
感動するストーリーではないですが「こうやって自分の夢を実現していった」という事例として今回ご紹介出来ればと思います。
夢を実現した水野さん
水野さん(28歳)という女性でした。
2年半風俗嬢をして今では自分のお店を持っています。
お店は、世田谷区の三宿にあるちょっとおしゃれなカフェ。
三軒茶屋駅から徒歩13分くらいの所です。
2010年頃から風俗嬢になり、2013年に妹と一緒にカフェをオープンしました。
私が退職する2014年終わり頃にはアルバイトを2人雇えるくらいになっており少しずつ軌道に乗っています。
夢が見つかるまで
こんなスタイルで働いていた
水野さんは、人の言うことをあまり聞かない自由なタイプの人でした。
サバサバしていてこちらが話している時は笑顔なんですが、なんというか作り笑いなんじゃないかと思うくらい笑顔がぎこちない女性。
悪口ではありませんよ…
私のお店で働く前は、相模大野のキャバクラで働いていて、スタッフの紹介で風俗嬢として2010年頃から働き出しました。
出勤シフトは週2で1日8時間。
本人いわく趣味は
寝ること
小説を読むこと
お酒を飲むこと
SEXすること
という女性でした。
趣味がSEXというのは、なんだかクレイジーに聞こえますよね(^_^;)
とにかくそんな女性でした。
風俗嬢としての成績
出勤少ないのにちゃっかり稼ぐ子という印象が今でも残っています。
繁盛期の7月・8月・年末年始は在籍女性全員にシフトを増やしてもらう動きをするんですが、一度も承諾してもらえませんでした。
たくさん稼ごうとする気持ちはほとんどない女性でしたけど、要領は良かったです。
8時間の出勤で、いつも4人~5人は接客してましたので月収は40万円前後でした。
週2で働いて40万円なら余裕で生活は出来ますからね。
しかし、本指名のリピートは決まって2回目で途切れる女性でした…。
お客さんも指名している女性と親しくなろうと色々な努力をするわけですが、タメ語を使ったりちょっと馴れ馴れしい態度をとるお客さんが気に入らないらしく、指名客でも平気で暴言を吐く女性でした。
キッカケは日常の中から
出勤前にカフェで読書するのが日課
小説を読むのが趣味で、出勤前には必ずカフェで読書というのが日課の女性でした。
あまり人が多くないカフェで静かに読書がしたいらしく、スタバやドトールなどには行かず、ちょっと駅から離れたカフェが狙い目との事。
ちなみに好きな小説は「ドグラ・マグラ」を始めとした夢野久作さんの作品が好きなんだそうです。
ドグラ・マグラが好きな女性なんて滅多にお目にかかれませんので、これは私が水野さんに興味を持ったキッカケでした(^_^;)
この子は何を考えてるんだろう?
という興味の方ですけど。
ですから、水野さんの事は無駄に色々と覚えています。
巷でプチ流行だったフェルミ推定
2010年頃というのは、巷でフェルミ推定を始めとする頭いい系の遊びがプチ流行でした。
フェルミ推定
飲食店の席数・回転数・営業時間・平均客単価などを基に、1日・月間・年間の売上や利益を推定するという遊びですね。
他にも、人気上場企業の面接試験でこういった遊びは大盛況でした。
「全世界でピアノの調律師は何人いますか?」
Googleやマイクロソフトの人気企業では、こういった質問を面接の時にします。
詳しくはこちら
NAVERまとめ:「入社試験・面接試験の奇問難問をまとめてみたぜ」>>
いつも利用するカフェの売上を計算してみた
もちろん水野さんもこういった遊びに影響されました。
そして、実際にいつも利用しているカフェの売上を推定したところ、1日だいたい4万円との事でした。
水野さんの計算
単純計算で、月120万円の売上
夫婦でやってるカフェなので、人件費はそのまま自分たちのお給料という形ですね。
売上 | 120万円 |
家賃 | 20万円 |
材料 | 40万円 *売上の30%で計算 |
水道光熱費 | 7万円 |
雑費 | 5万円 |
利益 | 48万円 |
非常にザックリ計算ですが、大きくズレてはいません。
現実的な売上が計算できた
水野さんは上のようにザックリと売上を推定しました。
ほぼ毎日通っていたカフェでしたので、実際に曜日や時間帯によるお客の入りを把握していました。
そこから1日平均4万円という数字を算出したので、とても自信がありそうだったのを覚えています。
自分でもイケると思った水野さん
水野さんの考えはとてもシンプルでした。
当時は、こんな感じの会話を水野さんとしていました。
自分のカフェを持つ事を夢にした水野さん
最終的に、
①それなりに居心地がよくて
②他のカフェよりも味が少し良いコーヒーとフード
こういったカフェを持つと決めました。
最終的に、5店舗にして毎日小説を読める生活がしたい!というのが水野さんの夢になりました。
夢が見つかってから働き方が変わった
みなさん、ここからは完全に成功ストーリーです。
まるで作り話かの様にキレイに稼げる風俗嬢に転身して一気に卒業していきました(^^)
本当に凄かったです。
一気に変わりました。
【風俗の仕事】
週2で1日8時間だった出勤シフトは、週5の1日10時間にガラリと変わりました。
ムカつくお客さんへの暴言も我慢して、今までリピートは決まって2回目までだったのが3回、4回とリピートしてもらえるように。
今までまったく私の接客アドバイスを聞かなかったのに、素直に聞くようになり、更には「なんで君みたいな綺麗な子がこのお仕事してるの?」というウザい質門をしてくるお客さんはどうやって手懐けたらいいの?
と質問までしてくるようになりました。
実際こういった瞬間が風俗店長をしていて嬉しい瞬間でもあります。
【私生活】
いつも利用しているカフェではなく、都内のカフェを色々と利用するようになりました。
コストを抑えて、味を少し良くするため。
居心地の良いカフェを作るために貯金に回すお金以外は、そのほとんどを他店の調査に費やすようになりました。
【勉強】
カフェ運営するのに必要な最低限の経理知識と調理の知識など、小説からビジネス書に読む本が変わっていきました。
目標金額は650万円
カフェ経営というよりも普通に飲食店を経営しますからはやり開業資金が必要になります。
家賃20万前後のテナントを借りるにしても「仮に1年間赤字でも生活出来る準備」はあった方がいいです。
ですので、650万円を開業資金にする事を私はアドバイスしました。
賃貸契約、前家賃、調理器具、備品、材料、それと水野さん1人の1年間の生活費。
「万が一、1年間赤字だったらまた戻ってきたらいい」と言いました。
稼ぎが2倍以上に
夢を持ってから約1年半本気で仕事をしてからお給料は2倍以上に。
最初の10ヶ月間
週2で1日8時間だった出勤シフトは、週5の1日10時間にガラリと変わりました。
10ヶ月経過する頃には、450万円の貯金に成功。
1ヶ月で45万円確実に貯金していきました。
残りの8ヶ月間
週4の1日8時間にシフトを緩めました。1ヶ月24万円くらい貯金して最終的に目標金額の650万円作ることに成功。
「極端だな~」と当時は思っていました。
絶対1ヶ月で辛くなって元のシフトに戻ると他のスタッフと1万円賭けてましたからね(^_^;)
しかし、水野さんはやり遂げました。
「乳首がスレて痛い」
「マジでムカつくんだけどあの客」
こんな愚痴を毎回言いながら…。
週2で月収40万から、週5で月収110万円になり1年半で風俗を卒業。
2013年にカフェを無事オープンして、2014年終わり頃にはアルバイトを2人雇えるまでに。
2年弱続いていますので軌道に乗りつつありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
前職である某真面目系風蔵展で店長をしていた時の話しでした。
感動ストーリーでもなんでもないですが、実際に1人の女性が自分の夢を見つけて三宿にカフェをオープンするまでの実例です。
私自身、店長をしていた時は
この仕事はずっとするものじゃない
と在籍女性に言っていました。
自分のお店で働いている人が、自分の夢を叶えてくれた時は本当に嬉しいものです。
世間から後ろ指をさされる風俗店員という職業ですが、誰かのために役に立てているとう実感を持てる瞬間です。
ちゃんと仕事してて良かったと思います。
今はももジョブ運営局で働いていますが、これからも有益な情報・真実の情報をお伝えして1人でも多くの人の役に立ちたいと思っています。
ですので、求人をお探しの時は是非「ももジョブ」を使って下さい。
ブログを書くモチベーションになりますm(__)m
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