時代を先取り?風俗オンラインワーク今昔物語
パンデミック以降、急速に普及していった印象のあるリモートワークやオンラインワーク。
ですが、風俗業界ではそれよりもはるか昔、インターネット黎明期からもうすでにオンラインワークがありました。
もっと言えばインターネットが一般家庭に普及する以前には、テレクラのサクラなどの、電話回線を使ったオンラインワークの前身みたいなものもありました。
そこで今回は、風俗オンラインワークの今昔物語を語っていきたいと思います。
目次
インターネット普及以前の元祖出会い系、テレクラ
テレクラとは?
テレクラとは1980年代半ばに登場した、電話回線を使ったマッチングプラットフォームです。
主に
テレクラの店舗に出向いて個室で女の子からの電話を待つタイプ
ダイヤルQ2回線を利用するタイプ
プリペイドカードを購入するタイプ
のものがありました。
そこでは女の子と直接話すツーショット機能か、ボイスメッセージを録音して返事を待つ伝言ダイヤル機能を使ってコミュニケーションを取っていました。
男性は出会いを求める人もいれば、純粋におしゃべりやテレフォンセックスがしたいだけの人も居ました。
私のテレクラのサクラ体験談
インターネット出現以前のリモートワークなので当然身分証明書を写メでなんて送れませんでした。
なのでお仕事したい場合はまず、テレクラ業者に身分証明書を郵送します。
そこからお仕事用の電話番号や各種コマンドキーが記された書類と、銀行振込用紙が郵送されてきて、そこでやっとお仕事開始です。
開始まで約2週間かかるので、お手軽に始められるお仕事ではありましたが、即金のお仕事ではありませんでした。
どうしても即金でやりたい場合は、通勤ブースを併設したテレクラ業者のオフィスに直接面接に出向き、在宅テレフォンレディの登録作業が終わるまでは通勤せざるを得ませんでした。
郵送だと2週間かかりますが、面接に出向いた場合は即日、あるいは数日で登録できました。
なので田舎住まいだからという理由でテレクラのサクラがやりたい人は、無理をしてでも繁華街のオフィスまで面接や通勤に出かける、そんな時代でした。
出会い系サイトの初期はテキストメッセージしか送れなかった
出会い系サイトとは
PCやガラケーを使って、掲示板に書き込んだり個別でメッセージのやりとりをして、出会いを求めたり、あるいは純粋にメールセックスを楽しんだりするプラットフォームです。
私の出会い系サイトのサクラ体験談
男性客は一通○円とかの従量課金制で、そのうちの何%かがサクラの取り分になりました。
在宅でもできましたが、通勤ブースを併設している出会い系サイトの場合時給保証がついていたので、筆者は主にそちらを利用していました。
というのも当時はまだパケホなんて無くて、夜間23時から翌朝8時のみ使い放題になるテレホーダイを利用してインターネット接続をしないと、せっかく働いても赤字になってしまったからでした。
ちなみにテレクラと違い文字だけのやりとりだったので、職場はほぼバンドマン男性サクラで埋め尽くされていました。
ちなみにその職場はリアル女性スタッフは筆者含め2人だけでした。
文字だけのやりとりしかできなかった時代の出会い系サイトは男性サクラが多いというのを知ってか知らずか、
直接話せるほうが安心できる
と、まだまだ根強いテレクラユーザーが残っていました。
この時代に、在宅だけでフルリモートワークを実現しつつ、赤字を出さないようにしようと思った場合は、昼から夕方にかけてテレクラの仕事をして、夜23時以降に出会い系サイトのテキストメッセージのやりとりに集中するというルーティンが最も効率が良かったように思います。
ライブチャットの前身?インターネットのぞき部屋
インターネットのぞき部屋とは?
寝室やシャワールームに監視カメラがついた部屋に住み込む、あるいは通勤するかして普通に生活しているところを見せるだけのお仕事です。基本的に接客が一切無いのでそこは楽でした。
私のインターネットのぞき部屋住み込み体験談
ただ基本的に接客が一切無いとは言っても、わざとゆっくり着替えたりとか、たまにオナニーしたりとかの『見せる用の普通の生活シーン』は必ずどこかの時間でやる必要がありました。
あと、前述したテレホーダイの時間の関係で、アクセス数が深夜に集中するので、その時間は寝落ちしてしまうと運営に叱られました。
出会いはマッチングアプリ、推し活はライブチャット
マッチングアプリとライブチャットはそもそも役割が違う
マッチングアプリが完全に男女の出会いの場であることに対して、ライブチャットは話しに行けるアイドルとかキャストにオンライン接客してもらいに行く場所というか……
男性はポイントを買ってお話したりビデオセックスしたり、たまにギフトや投げ銭で応援したりする、いわばプチ推し活をする場所になります。
出会うことと、ビデオや音声やチャットで疑似セックスをすること。
かつての出会い系サイトやテレクラは、そのどちらの役割も担っていましたが、ここに来て両者はハッキリと住み分けがなされました。
出会い系サイトが従量課金制だったのに対してマッチングアプリは定額制なので、運営はサクラを雇う意味がありません。
そうなるとかつてサクラだった女性スタッフはマッチングアプリ内に居場所が無くなります。
なので必然的に卒業するか、ライブチャットのキャストへと転身していくこととなります。
出会い系サイトやテレクラのサクラが、素人女性を装ったプロの接客であることに対して、ライブチャットのチャットレディはプロであることを全面に出して男性客を接客します。
男性客もそれを知った上で利用しているので、自分がキャストであることを公表したところで何の問題もありません。
私のライブチャット体験談
チャットレディ登録フォームから必要事項を入力し、スマホで身分証明書を撮影して送信すれば、遅くても数時間後にはもうお仕事を開始できます。
テレクラの時代と違い、ピンチのときには即日でリカバリーできるようになったのです。
ライブチャットごとに違うので、登録する前に必ず確認してほしいのですが、日本国内からのみお仕事ができるライブチャットと、海外からでもお仕事ができるライブチャットとあります。
海外でデジタルノマドをやってる方は、必然的に海外対応のライブチャットにしか登録できません。
その点国内アドレスホッパーや、国内ノマドワーカーの方ですと、どこのライブチャットに登録してもお仕事ができます。
そして国内外の女性ノマドワーカーに共通して言えることですが、昼職のノマドワークをこなしつつ、合間にチャットレディのお仕事をこなすことがだってできちゃいます。
あるいは、国内外でノマドワーカーを目指しているけどまだITスキルやデジタルコンテンツ制作スキルが低い、ノマドワーカーの卵や、駆け出しノマドワーカーにとっては、ノースキルでもできる一番最初のオンラインワークとも言えるかもしれません。
もちろん勉強してスキルが身についたあとも、チャットレディを続けたければ続けても良いですしそこは個人の自由です。
※待機中にカメラが回っているタイプのライブチャットだと他の作業がやりにくいので、接客中以外は完全にカメラがオフになるタイプのライブチャットに登録すると良いでしょう。
確かにライブチャットは数ある風俗業務の中でもソフトサービスで、そのぶんギャラも低めの傾向にあります。
とは言っても、拘束時間に対しての稼ぎは決して悪いものではありません。
というのもオフライン、もとい男性客と直接対面で接客する風俗業務と違って、インターバルの時間が圧倒的に短くて済むからです。
オンラインでいくら接客したところで、男性客の匂いなど絶対に付きようがないので、インターバルにシャワーを浴びる必要もなく、ただ髪と服装だけチャチャっと整えてしまえばもう次の男性客をすぐに接客できるからです。
ちなみに大切なことなので言っておきますが、日本のライブチャットに登録して日本円をもらってお仕事をするぶんには、どこの国からログインしてチャットレディのお仕事を開始したところで、ビザ的には何も問題はありません。
不正就労と違い現地の人達の雇用を何一つ奪っていないからです。
あなたがもしも海外旅行中にお金を使いすぎてしまった場合、ホテルの部屋でサクっと数時間お仕事してしまえばピンチも回避できます。堂々としてください。
まとめ
20世紀末から21世紀に突入し、固定電話、携帯電話、PC、ガラケー、そしてスマホと、機械は進化して変わっていったとしても、男性が女性とエッチなお話したいとか、女性と出会いたいという気持ちは、いつの時代も変わりありません。
そして、いくら対面で直接のやりとりが大切だとか、人と人とのぬくもりが重要だとか言ったところで、パンデミックも収束していない現在、安全なのはオンラインワークです。
インターネットが普及する以前でさえも、電話回線を使った風俗ワークは存在していました。
つまりこれは、オンラインだからこそ、直接会わないからこその特有の男女関係、特有の良さがあるからだということに他なりません。
デジタル機器の世界は日進月歩です。
これからもどんどん新しいガジェットが出現していき、新しい通信手段が出現していき、そのたびに新しい業務形態の風俗オンラインワークが出てくることかと思います。
未来にはどんなガジェットが生まれ、どんな風俗オンラインワークが流行るのか?将来がとても楽しみです。
東南アジアとヨーロッパを中心に外こもりライフを満喫中。日本の夜遊びはだいたいハプバーかフェティッシュイベントが好きだけど、昼間は美術館でヌード作品の鑑賞が好き。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪