風俗の「ソフトサービス」って何なん?

風俗の「ソフトサービス」って何なん?

今回の記事は「ソフトサービス」について深堀りする記事となっております。

 

最後に筆者の体験から得た教訓もありますので、是非、最後まで読んでくださいね!!

風俗って何となく解るけど、足を踏み入れるにはちょっと恐い

だったらソフトな風俗なら安全なの?と、風俗業界で働こうと考えたら一度は気になった事があるのではないでしょうか。

 

風俗の求人を見ると「ソフトサービスなので、初心者でも安心♪」というようなキャッチコピーをよく見かけますよね?

 風俗なのに?

ソフトサービス?

 

この”ソフト”というワードが意味不明なだけに、怪しさ満載です。 

では、やっぱり風俗の「ソフトサービス」って一種の釣り広告なのでしょうか?

 

実は、風俗女性高収入求人サイトでよく見かける「当店はソフトサービス」とは、ある複数の基準を基に「ソフトサービス」と言っているんです。

では、一体、何を基準に「ソフトサービス」と言っているのでしょうか。詳しく解説していきたいと思います。 

JDリフレ

基準 ①業種と比較して「ソフトサービス」

基準 ①業種と比較して「ソフトサービス」

風俗未経験の女性でも知っている代表的な業種といえば

ソープランド

デリヘル

このふたつが思い浮かぶと思います。

 

ももジョブでは、業種別にお仕事を検索できるように業種を 11 種類に分けています。 

詳しくはこちらをご参照ください

 

この 11 種類の業種のお仕事内容と比較して、「ソフトサービス」と言えるものが3つあります。 

一般的にデリヘルでは、全裸になり、キスに始まり最後はデリヘル特有の素股で射精させるのが、一連のお仕事の流れです。

 

当然、過程にはフェラや全身リップなどのサービスがあります。

このデリヘルと比較して、お仕事がソフトサービスな業種が・・・

エステ 

M性感 

オナクラ

 

通称 3 ナイ業種と言われるものです。

服を脱がナイ

舐めナイ(フェラなし)

(お客さんから身体を)触られナイ

 ※真偽のほどはわかりませんが…

 

風俗業界では、本当の意味でのソフトサービスと言われています。

基準 ②ソープランド特有 あり / なしと比較して「ソフトサービス」

基準 ②ソープランド特有 あり / なしと比較して「ソフトサービス」

どの業種よりも濃厚なサービスが楽しめると男性たちの憧れでもあるソープランド。

 

矛盾しますが、ソープランドの女性キャスト求人でも「ソフトサービス」という言葉は使われています

ソープランドの求人であっても、「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」という記載があります。

 

まずひとつめがソープランド特有のプレイがあるかないかです。 

ソープランド特有とは、

マットプレイ(浴槽などのエアマットの上でローションを使い、女の子の身体(主に前側)を使って身体を擦り合わせるプレイ)

潜望鏡(男性がお風呂に入り、湯船に浸かる際に性器のみを水面上に出してフェラする、もしくは手コキをする)

即即 (即フェラ即ベッド”の略。ベッドは“濃厚なサービス”の意味)

洗体プレイ(ソープ嬢がローションとボディソープを混ぜたものを泡立て、自分の体に塗り、お客さんの体に密着させて洗うこと)

などのサービスの有り無しが比較対象となり、ソープ特有のプレイがないソープランド店は、ソープ特有のプレイがある店に比べて「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」と記載されているのです。

 

また、ふたつめの基準として、NS(ゴムなし)・ NN(生中出し)の有り無しも基準となります。

主にお店のランクでいうと大衆店に位置づけされているお店は、比較的ソープランドのなかでも、「ソフトサービス」と言われています

基準 ③ヘルス系のお店での「ソフトサービス」とは?

基準 ③ヘルス系のお店での「ソフトサービス」とは?

1つめの基準:ソープランドと比較して

 

デリヘル・ホテヘル・ファッションヘルス等のヘルス系でのソフトサービスの判断基準は難しく、先述したように、キスに始まり、フェラや全身リップ、手コキ…最後はデリヘル特有の素股で…業界未経験の女性にとってはかなりハードサービスだと思いますよね。

ヘルス系の「ソフトサービス」も同じく、業種との比較が挙げられます。その比較対象がソープランドなのです。

 

しかし、これではヘルス系全店が「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」と言えてしまいます

2つめの基準:コンセプト

 

そこで、もう一つの基準が、お店のコンセプトとなります。

代表的なのは、素人店です。

 

素人店も基本的には、キス、フェラや全身リップ、手コキ、素股がありますが、ぎこちない慣れていない感じが素人感を演出できるので、イラマチオ(男性器を口腔に挿入し、腰を前後に振ったり手を使って相手の頭部を前後させるオーラルセックスの一 種)などのハードなプレイを、お客さんが求めてこないケースが多く=ソフトサービスと解釈できます。

さらに、学園系を代表するコスプレ(イメクラ)も、「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」と言えます

 

なぜなら、制服を着た可愛い女の子とイチャイチャして癒されたい!という需要があり、こちらもハードなプレイをお客さんが求めてこない比較的大人しいお客さんが多いことから、ソフトサービスと言われています。

3つめの基準:身体への負担はどうか?

 

人妻をコンセプトにした人妻・熟女専門店はハードサービスをしないと稼げないという都市伝説のような噂がありますが、実は考え方によってはソフトサービスであると言えます。

責められるか、責めるかのプレイスタイルにもよりますが、お客さんから責められるということは、それだけ身体への負担は大きくなるため、お客さんを責める側になれば、身体への負担は少なくなります。

 

最近の年上ブームにより、人妻・熟女専門店の客層は、素敵で綺麗なお姉さま方に色々責められたい!という需要があります。

よって、お客さんを責める側=身体への負担は少ないという点で、人妻・熟女専門店でも「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」と言えるのではないでしょうか。

基準 ③をまとめると…

ヘルス系での「ソフトサービス」はやや個人の解釈や捉え方という部分がありますが、お店によっては基本サービスさえも女の子の判断(できる・できないかで NG に設定可能)に委ねているお店があります。

この場合も「当店はソフトサービスなので、初心者でも安心♪」と言えます。

 

とはいえ、基本サービスの一部をNG にするということで、在籍している他の女の子よりも稼ぎ難くなるというデメリットもあるのです。

営業用 HP で基本サービスを確認しよう!

営業用 HP で基本サービスを確認しよう!

 求人では、仕事内容がややモヤっとした書き方をしているケースが多数見られます。

 

隠している訳ではなく、項目に記述できる文字数が制限されている、または業界の暗黙のルールで直接的な表現が禁止されているなど、様々な諸事情があります。

ですので、キャスト応募するにあたって、しっかりとそのお店の営業用HP(お客様が見るホームページ)のシステムの項目を確認しましょう!

 

そこには、基本サービスが必ず記載してあるので、どんなお仕事内容であるかが判ります。お店によっては、顔射が含まれていたり、口内射精が含まれていたりする場合があります。

自分にとってソフトサービスとはなにかをしっかり考えよう!

自分にとってソフトサービスとはなにかをしっかり考えよう!

色々と解説してきましたが、

う~ん・・・やっぱり誇大広告じゃないの?

と思われた方もいるかと思います。

 

たとえば、デリヘルの1本の給与単価の平均は 60 分 10,000 円と言われています。10,000 円もらう訳ですから、サービスもそれ なりだと思います。

風俗では決して楽をして稼げません。自分にとってのソフトサービスの基準は、対価である1本の給与単価ではないでしょうか。

通称 3 ナイ業種とヘルス系の1本の給与単価を比べると、やはり圧倒的にヘルス系の方が高いです。

 

もちろん、通称 3 ナイ業種で も働き方によっては同等、もしくはそれ以上稼げる方は存在します。

ソフトサービスだけど本数で稼ぐ=ハードなのか?

ちょっとハードのように感じるけど、1本単価が高い=ソフトなのか?

このように、何にウエイトを置くかによっても、他人にはハードに思われるようなお店でも、その人にとってはソフトサービスだと言えますね!

まとめ

今回は風俗のソフトサービスについて深掘りしてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

求人にあるように、確かにソフトサービスというものが存在するのはご理解いただけたと思います。

しかしながら、風俗業界で働く事は決して楽ではなく、お仕事自体が既にハードであることを理解した上で、自分なりの判断基準を持ってソフトなのかハードなのかを見極めてお仕事を選択する参考にしていただきたいと思います。

 

正直、筆者は 1 本の給与単価が高いと言えど、ソープランドで働こうと思ったことは一度もありませんでした。

なぜなら、身体へ の負担が大きい上に、技術も必要となり、“濃厚なサービス”があるゆえのリスクを考えた時に、私にとっては、それはとてつもなく、ハードであると感じたからです。

 

つまり、ソープランドで働くとはどういうお仕事内容なのかを、しっかりとリサーチしました。

ヘルス系についても同じように調べました。

その上で、先述したように感じ、自分なりの判断基準ができたのです。

 

筆者のように、あくまでも自分の基準を第一にすることが、自分にとってのソフトサービスであるということです。

自分の基準が解らないという方は、少し厳しい言い方になりますが、自分事をただなんとなく考え、調べる労力すらも惜しむようでしたら、風俗業界の厳しさやキツさには、とても耐えられないと思います。

 

それくらい強い自分がないと押し潰されてしまいますので、働く前に、よーくお考えあれ!!

この記事を書いた人
花沢 響

職種に垣根なしという考えの基、IT企業で働く傍ら、風俗嬢から熟女キャバなどを経験してきました。現在は全くの畑違いの職種に就き、人生はエンターテインメントという発信を機にアドバイザーをしたり、講演を開催したりしています。ネガティブに捉えがちな風俗嬢という職業ですが、人生で無駄な経験はひとつもないことを知って欲しくてライターを始めました。
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