意外と誰も教えてくれない!性病検査について知っておこう
風俗で安全にお仕事をする上で欠かせないのが性病検査。
風俗業界にいると性病に関する話題やニュースを耳にする機会も多いことでしょう。
特に近年、梅毒の増加に関するニュースを頻繁に目にするようになり、社会全体で関心が高まっています。
これを受けて風俗店でも、在籍している女の子に対して性病検査の提出を求めるお店も増えてきています。
しかしまだまだ女の子個人に委ねているお店も多いのが現状。
自分の体は自分で守るべく、ぜひ性病検査についての知識をみにつけておきましょう!
定期的に検査を受けるべき項目は?
まずは、風俗でお仕事をする上で定期的に受けるべき項目をおさらいしておきましょう。
性器クラミジア
咽頭クラミジア
性器淋菌
咽頭淋菌
HIV
梅毒
B型肝炎
トリコモナス
カンジダ
これらが性病検査でチェックすることのできる9項目です。
性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダはおりもので、
咽頭クラミジア、咽頭淋菌はのどの粘膜のぬぐい液で、HIV、梅毒、B型肝炎は血液で検査をします。
咽頭への感染はフェラなどで感染するので、合わせて検査しておくことがおすすめです。
カンジダは厳密には性病ではなく性的接触がなくても発症する場合のあるものですが、
症状が出ていると清潔感が保てなかったり、お客さんにもうつってしまったりするので定期的に検査を受けましょう。
性器ヘルペスやコンジローマは検査項目に含まれていない場合がほとんどであるため、疑われる症状が出たら放置せずすぐに病院を受診することが必要です。
性病検査、どうやって受ける?
性病検査を受ける場合、主な選択肢は【クリニック】か【検査キット】の2択です。
項目によっては保健所で検査してくれる自治体も多く存在します。
クリニック
性感染症の検査をメインでやっているクリニックがあり、検査のみなら保険証不要で検査結果の発行を行ってくれる所が多いです。
検査結果は来院して直接聞くか、ウェブ上で確認することができ、検査結果の証明書には本名ではなく源氏名を記載してもらえたりします。
項目数によっていくつかのコースに分かれており、比較的かかりやすい淋菌・クラミジアのみやのどのみの検査、多くの項目を網羅したコースなど様々。
検査を受ける項目は看護師さんや先生と相談することもできます。
検査結果が陽性だった際は、そのクリニックで診察や薬の処方をしてくれるところも多いので安心ですね。
検査費用は項目の少ないもので4000~6000円、9項目全てだと11000円~13000円程度です。
一般の婦人科で検査を受けるよりも結果がわかるのが早く、検査費用も抑えられますよ。
風俗店勤務の人向けに検査費用を割引をしているクリニックもあります。
ちなみに、最近は風俗店でもこのようなクリニックと提携しているところも増えてきました。
店舗によっては検査を受けるクリニックや定期的に受診する項目を指定しているお店もあるのです。
自分できちんと受けようという意識はあっても、症状がないとおっくうになってしまいがちですよね。
しかしクリニックと定期的に提携して検査を促してくれるお店は女の子思いの優良店といえるでしょう。
性病検査キット
自分でおりものや唾液の採取、採血を行い郵送で検査を行うことができる検査キットもあります。
検査結果はこちらもウェブでの確認か、郵送で結果が届きます。
お店によっては、検査キットを用意してキャストに配布することで検査を義務付けているお店や、月〇日以上出勤で△%オフ、のように販売してくれるところも。
費用は9項目で9000円~12000円とクリニックより若干お安めです。
しかし自分で針を刺して採血する必要がありこれが意外と難しいので苦手な人にはお勧めできません。
保健所で受けられる項目について
多くの地域では保健所でHIVや梅毒の検査を無料・匿名で受けることができます。
例えば東京都では、HIV、梅毒の匿名・無料の検査が受けることができる場所が2か所、横浜市では各区に一か所あるのです。
しかし匿名性を守るため、検査後改めて検査結果を確認しに行く必要があることと、証明書の発行などができないことから在籍店舗に結果を提出する必要がある場合には不向きです。
しかし、クリニックやキットでHIV や梅毒の検査を含むセットは価格が上がるので、念のため定期的に受けておきたい場合などは、保健所を利用するのもいいかもしれません。
クリニックとキット、どっちがいいの?
基本的にはお店の指示に従いましょう。
しかし検査に関して個人の判断に委ねているお店も現状多いので、ぜひ以下の項目を参考にしてみてくださいね。
費用
費用は郵送キットのほうが安価な場合がほとんど。
送料もキットの値段に含まれていることが多いです。
しかしキットの場合多くの項目を網羅した検査になるので、
特定の項目についてピンポイントで検査を受けたいという場合はクリニックか保健所がオススメです。
精度
特にキットに関しては検査の精度が気になるという人も多いでしょう。
基本的には「登録衛生検査所として認可されている検査機関」のキットであれば信頼できると言われています。
もちろん、認可だけではなく臨床検査技師等に関する法律で定められた施設基準を満たしている必要があり、
これらの基準に達しているキットなのか、ということをしっかりと確認してから購入しましょう。
参考サイト|自宅でできる性病検査の信頼性は? 精度や選び方のポイントを紹介 _ GME医学検査研究所
検査キットの精度が低いのではないかと言われている理由としては、自分で検体を採取するので、
その際に誤った手順で採取してしまっても、そのまま提出することができるからだと考えられます。
また、クリニックによっては採血や喉の検査は先生や看護師さんがやってくれて、おりもの検査などは自分でやるというクリニックもあります。
どちらにしても、きちんとやり方を理解したうえで検査を受診することが大切です。
結果が出るまでの時間
クリニック、キットともに平均して2、3日で結果が出ることが多く、遅くても一週間以内には結果がもらえます。
しかしキットの場合到着してから何日、ということになるので、実際に送った曜日や時間帯によって+ 1、2日かかる可能性があります。
また迅速検査と言って少し割高になりますがより早く結果がもらえるものもあり、こちらは早いと数時間、遅くても1日以内には結果がもらえるのです。
しかし通常より割高になってしまうことや、偽陽性・偽陰性がでやすいことを事前に告知しているクリニックもあるので、
こちらを利用するのは本当に急ぎで結果が欲しい時だけにしておきましょう。
受ける頻度は?費用は自己負担?
性病検査は定期的に受けた方がいい、と言われています。
では実際にどのくらいの頻度で受けた方が良いのか分からない、という方もいるのでは無いでしょうか。
また、あまり安く受けられるものでは無いので、費用面も気になりますよね。
業種や出勤回数によって差がある
オナクラやエステなどのソフトサービスの業種の場合頻繁な検査は要求されないことが多いです。
しかしヘルスやソープでは様々な性病のリスクがあるため、お店が独自ルールで頻度を決めている場合があります。
例えば出勤何日につき一回、接客人数何人につき一回のようにお店がカウントして検査を促してくれるお店も増えてきている印象です。
出勤日数が多かったり、一度の出勤時間が長い子の場合、2週間に1回の頻度でお店に検査キットを貰うという人も。
毎月必ずうけなきゃいけないの?
一方で、検査クリニックのサイトでは、月に一回の検査を推奨していることが多いです。
これはHIV の潜伏期間が4週間であるため、感染の疑いがある行為から最低でも4週間たっていないと検査結果に反映されないから、という理由になっています。
一度でも性交渉があれば感染の可能性はゼロとは言えないので、専業風俗嬢さんは最低でも月に一回は受けておくべきでしょう。
お店によっては割引や費用を出してくれることも
これはお店の方針によるので気になる方は面接時に聞いておきましょう。
全額自己負担、一部お店負担、全額お店負担とお店によって様々です。
お店で負担してもらえる場合は出勤日数などの条件付きであったりお店で用意しているキットで受ける場合であったりします。
クリニックで受ける場合も領収書の提出で一部返金や雑費免除などで対応しているお店もあるようです。
まとめ
今回は性病検査について解説しました。
自分の健康や安定した稼ぎのためにも、定期的に検査を受けることが必要なのです。
また今回紹介したもの以外でも、性器ヘルペスやコンジローマといった性病、雑菌の繁殖による膀胱炎や細菌性膣症、子宮頸がんなどさまざまな病気のリスクがあります。
知識を身に着けること、少しでも不安なことがあれば専門機関を受診・相談することが必要です。
性病検査をやっているクリニックの先生やスタッフの方であれば、風俗勤務であることを隠さずに相談できるので、かかりつけのクリニックが一つあるだけでも、お仕事への安心感が変わると思いますよ。
お小遣い稼ぎで始めたメンズエステで性のホスピタリティが開花。業種を転々とし現在はちょっとマニア向けのホテヘルに勤務中。 好きなオプションは写メ撮影、今までで一番嫌だった差し入れはスーパーで買ったであろうパックのミニトマト。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪