風俗業界引退後のセカンドキャリアはどうすればいいの?

風俗のお仕事を卒業したい!

そう思う瞬間が来るのは、この過酷なお仕事をこなす中では当然のこと。

目標を持って働いてきて、「そろそろこの仕事でなくでも大丈夫」という瞬間が来る方もいますよね。

でもどんな仕事を選べばいいのか、専業で働いていた期間をどう説明すればよいのかわからないこと、不安に思うことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、風俗を卒業したあとの昼職への転職について解説していきます!

JDリフレ

そろそろ風俗、卒業したい!

そろそろ風俗、卒業したい!

昨今、ホストクラブの流行や美容整形が気軽になり、女性たちにとって風俗というお仕事のハードルが下がってきています。

そのため業界に女の子がどんどん増え、若い子も、綺麗な子も、技術の高い女の子も、増加傾向。

それに加えて男性たちは、コロナ以降感染対策で風俗に行く機会や習慣がなくなったり、お店ではなくアプリなどで女の子と出会えるようになったりと、客足が遠のいています。

そんな近年の風俗業界は、「万年閑散期」とも言われているのです。

10年前は出勤さえすればどんな女の子でもお金を稼げた業界ですが、今は違います。

また、そうでなくても年齢や環境の変化など「そろそろ風俗を卒業したい」と思うタイミングは誰にでも来るものです。

ブランク、学歴・職歴、年齢・・・ 不安でいっぱい

風俗の仕事は当然履歴書には書くことはできません。

そのため風俗店のお仕事一本でやっていた期間はそのまま職歴の空白期間となってしまうのです。

キャバやガールズバーなど、一般的に「夜の仕事」と考えられる仕事は職歴にはなりません。

また風俗のお仕事は、短時間で高額の報酬、自由出勤、基本髪色ネイル服装などの制限が緩い、ノルマなし、上下関係なしなど「働きやすさ」だけを考えると、リスク面を差し引けばメリットが大きいです。

このような生活を続けていると、いきなり週5日、9時間拘束の仕事は耐えられる気がしない・・・と思う方も多いのではないでしょうか。

さらに正社員経験がない人が正社員採用を目指すとすると、概ね30代前半までが採用範囲と言われています。

風俗をやりながら学生や一般的なアルバイト、芸能活動など掛け持ちしていた人なら、職歴に書くことがあるので、比較的転職しやすいでしょう。

しかし専業風俗嬢から昼職への転職を目指すのはやっぱりハードルが高そうです。

やはり風俗を「いつか辞めたい」と思っているのであれば、だらだら働かず、目標を決めてそこを達成したら辞められるようにしっかりと働いていくのがよさそうですね。

どっちのケースが転職しやすい?

上に挙げたような理由などで、風俗を卒業しようとしても、転職活動が上手くいかず諦めてしまう女性は少なくないのです。

ここで、AさんとBさんのケース、どちらが転職しやすいのか考えてみましょう。

Aさんは、学生時代に風俗デビュー。そのまま学校卒業後も就職せずに風俗専業に。社会人経験なし。風俗歴4年。

Bさんは昼職の経験はあるけど、辞めて風俗専業に。昼職4年、風俗4年

どちらが転職に有利なのでしょうか。

答えは「Aさんが若干有利」です。

ポイントはふたつ。学校卒業後4年間「何かをしていた」という話を作りやすいことと、年齢です。

卒業後の数年であれば大学院や資格試験の勉強期間他、「夢を追っていた期間」として空白期間を説明することができます。

また20代であれば、学歴や経験よりもやる気や人間性で採用しようという場合も多いです。

しかし卒業後4年経過すると新卒採用枠は利用できず、中途採用枠では「社会人経験〇年以上」という条件をつけている会社が多いので、そうでない会社を探すという点では難しいと思われます。

そういった点では、社会人経験一切なしより、昼職経験があるBさんの方が有利とも考えられますね。

でも実は、社会人経験があっても昼職をやめて3年以上期間があくとかなり転職が厳しくなるのです。

学校卒業後の空白期間のようにはなかなかうまく意味づけをしてそれを採用側に納得してもらうことが難しくなるでしょう。

空白期間があっても転職しやすい業種

空白期間があっても転職しやすい業種

空白期間があると、有名企業・大手企業や人気の高い業種はどうしても不利になりやすく、内定をもらうのが難しくなります。

ちなみに女性に人気の業種といえば事務や経理などのバックオフィス系ですが、こちらはあらゆる経歴の女性が働きやすさや安定を求めて応募するので採用はかなり狭き門。

また最近はウェブデザイナーなどの仕事に簡単に転職できる!といったうたい文句の商材や求人広告がありますが、あまりあてにしない方がよいでしょう。

というわけで続いては、空白期間があっても比較的採用されやすい業種を紹介していきます!

営業職(不動産営業・保険営業など)

実は夜職から昼職に転職する際に、営業職を選ぶ人は意外と多いんですよ。

営業職は基本的に成果報酬型のため、基本給と成績に併せてインセンティブがつくことがほとんど。

インセンティブは成績次第のため、お給料の額が変動しやすい部分はありますが、昼職の中では給与ベースは比較的高めに設定されていることが多いのです。

結果を出せば出した分だけ給与に反映される点、自分なりの努力や工夫が必要になる点など、風俗の仕事とも共通しており、また培った接客スキルやマインドが生かすことができます。

小売・外食業

レストランなどの飲食店や、スーパー・コンビニなどの小売店は絶えず人手不足、という場合が珍しくないためブランクがあっても採用されやすいです。

パートなどで働いている人を見ても、60代以上のお年寄りもいれば、学生や主婦も多いため正社員やレギュラーで働いてくれる、2~30代は重宝され、即採用ということも珍しくないんですよ。

ただ、小売や外食業界はみんなが休んでいる土日祝日は稼ぎ時で流動的なシフトになりがちなので、より安定感のあるライフスタイルを望む場合は難しいかも。

運送業

運転免許があって、長時間の運転が苦じゃないなら運送業もオススメです。

コロナ禍以降ネット通販での買い物が増えた分、配達件数も増え忙しいという話しを耳にしたこともあるのではないでしょうか。

運送業と一言に行っても街中で荷物配送を行う人、中長距離の運搬を行う人、特定の商品の専属ドライバーなど、種類も働き方も様々。

トラックドライバー=男性、女性はなかなか採用されないというイメージがあるかもしれませんが、実は女性トラックドライバーのことを「トラガール」と名付け、女性ドライバーの採用に力を入れてるところが増えてきているのです。

重いものを持つなど体を動かす機会も多い仕事なので、働いてるだけで健康的に体が引き締まっていくというメリットも!

介護職

この先日本は高齢者が増える一方。

高齢者以外にも障がい者への福祉制度拡充されて、今後ますます需要が高まる見込みです。

そんな福祉業界は新卒からのなり手が少なく、多くは未経験・中途採用といわれています。

そのため、無資格でも採用率が高く、働き手確保が重要な業種なので働きながらさまざまな資格取得を奨励している会社がほとんど。

体力仕事かつ、さまざまな状況に耐性のある風俗経験者にとって実はかなり適性のあるお仕事なのです。

風俗店スタッフ・講習員

風俗で働いていた空白の期間が、空白じゃなく実績として評価される唯一の仕事が風俗店スタッフや講習員の道。

最近はどのお店でも女性内勤の採用に力を入れていたり、女性求人の窓口や相談役のような形で現役時代知名度が高かった女性をスタッフとして採用するケースも増えてきました。

また、スキル向上などの目的で外部の講習を受ける女性キャストは年々増えているので、フリーの講習員や専属講習員の仕事も需要が高まってきているのです。

また、店舗スタッフなど場合は一般的な昼職よりも給与ベースも高め

風俗業界でも大手グループなどになると一般企業の会社も関連会社として持っていることが多いため、今までのキャスト人生で得た知識や経験を活かしながら、職歴も作ることが出来るんです。

お店やグループによっては、会社の福利厚生としてネイルサロンを開業したグループも出てきているほど!

プレイヤーはきついけど、業界は好き。そんな方にお勧めのセカンドキャリアですね。

風俗卒業前の準備は必要?

風俗卒業前の準備は必要?

晴れて転職先が決まって風俗卒業!

と、その前にどんな職を選ぶにせよ事前に準備は必要です。

準備①経歴

一番大事な準備が風俗で働いていた空白の期間で何をしていたことにするのか練っておくことです。

一番多いのが、親や家族の看病・介護や、家業を手伝っていた、資格取得の勉強をしていたなどの理由が一般的。

しっかり設定を練れば面接はこれで大丈夫ですね。

実際働きだしてからは、どうしても夜職をやっていた雰囲気はわかるひとにはわかるので「風俗で」といわずに「バイトで少しバーで働いたことある」くらいの説明にしておきましょう。

また、経歴づくりの為に短期の派遣で短期の仕事をいくつかしておくこともよいでしょう。

ただ面接の際に深堀の質問をされることもあるので、資格勉強や短期派遣・家業の手伝いと答える場合は注意が必要です。

しっかりと時間をつくって実際に短期の派遣バイトに行ってみたり、資格を1つくらい取ってみるのもオススメですよ。

準備②お金

昼職復帰後は給料が下がるというのは、業界内でも昔から言われています。

残念ながら当然のことですよね。

どうしても風俗と比べると、転職したての時期のお給料は低めになるので、安定した収入になったはずなのに、お金が足りないと風俗出戻ってくる女性も多いのが現実。

金銭感覚を戻したり、昼の給料だけでも生活出来るよう、風俗で稼いでるうちにしっかり貯金したり、自分の収支を把握して我慢する練習をしておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

昼食への転職は難しいですが、今後のことを考えるときっと必要なこと・・・!という方もいると思います。

参考になれば幸いです☆

この記事を書いた人
あまね嬢

お小遣い稼ぎで始めたメンズエステで性のホスピタリティが開花。業種を転々とし現在はちょっとマニア向けのホテヘルに勤務中。 好きなオプションは写メ撮影、今までで一番嫌だった差し入れはスーパーで買ったであろうパックのミニトマト。
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