【風俗=性病】はもう古い!心配を減らすための注意点と定期検査の重要性
風俗のお仕事は、性的サービスがメインのため、風俗で働いていない方たちに比べると性病に対するリスクはどうしても高くなります。
「風俗のお仕事に興味はあるけど、性病が心配で勇気がでない」
「風俗で働いてたくさん稼ぎたいけど、性病になったら稼げなくなる」
上記のように、風俗で働きたいけど性病が怖いと不安を抱える女性が多く、未経験の女性のなかには、「風俗で働くと性病になる」というイメージを持っている方もいらっしゃいます。
そこで今回は、風俗と性病の関係性と注意点について解説します。

性病について知っておくと、風俗のお仕事に対しての心配も解消されるので、ぜひ、最後までご覧くださいね。
目次
風俗で働くと性病になるってホント?
「風俗で働くと性病になる」
「風俗で遊んでばかりいると性病になる」
このように、「風俗=性病」と思っている方は、一定数いらっしゃいます。

また、風俗客の中には、彼女やお嫁さんから、「風俗は浮気!」「性病がうつったら、どう責任を取るの?!」など、すごい剣幕で怒られたという方もいるとか…
では、本当に風俗で働くと性病になるのでしょうか?
女性キャストは性病になっている人ばかりなのかというと答えはNOです!
なぜならば、お店や女性キャスト自身が性病にかからないように、人一倍、気を付けているからです。
代表的な性病にカンジダ膣炎やヘルペスが、よく挙げられます。
しかし、この2つ…正しくは性病ではありません。
性器に起こる病気なので、性病と思われがちですが、性行為をしなくても感染することのある病気なんです。
「風俗で働いても絶対に性病になりません!」という訳ではないですが、しっかりとした予防対策をしていれば、風俗で働いていても、性病になる確率はかなり低くなります。

それなのに、どうして「風俗=性病」と思う人がいるのでしょうか?
「風俗で遊ぶ・働くと性病になる」というイメージを持つ人が多い背景には、江戸時代の遊郭が深く関わっています。
昔の風俗(遊郭や夜鷹など)では、性病のリスクが非常に高く、とくに、江戸時代は「梅毒」が大流行し、遊女から風俗客へ、そして風俗客からその家族へ、と次々に感染してしまい、多くの人が苦しみました。
当時は、医療も今のように発達していないだけでなく、性や衛生に関する知識もない人が多く、それに加え、江戸時代は女性の人権が低く、嫁入りまでは処女、結婚後は夫とだけが当たり前の時代でした。
また、遊女がメインのTVドラマや映画などでは、遊女が梅毒になるシーンなどもあるため、性病は風俗でうつされるというイメージを持っている方はいまだに多いです。
実は今、女性キャストより一般人の感染者が増えている
ここ近年では、風俗で働いている女性よりも一般人の性病感染が増えています。
とくに「梅毒」は、感染者の増加が叫ばれており、数年前からニュースなどで話題に上がるほどです。
そして、この梅毒感染者の約8割が一般人で、残りの2割が性風俗業従事者(主に女性キャスト)と言われています。

なぜ、このような事が起きているのでしょうか?
一般人の性病感染が拡大している原因には、性について話すこと、学ぶことへのタブー意識が強いことが考えられます。
また、根拠はないけど「自分は大丈夫だろう」と思い込んでしまう、正常性バイアスが強い人が多いことも原因の1つです。
一方、風俗で働いている女性は風俗で働く前から性病のリスクやかかる確率、対策方法などについて調べている人や、働きだしてからも定期検査を受けたりなど、しっかり対策している女性が多いため、性病感染の割合は一般人より低いのです。
このことから、一般人と風俗で働く女性の性病感染率の違いは、性病に関する知識の差だということが分かります。

最近は動画などで、性病について学べる内容のものも増えてきているので、少しでも感染率が抑えられたら良いですね。
梅毒とは
ここで、梅毒について解説します。
梅毒とは、梅毒トレポネーマという最近が引き起こす性病で、性交渉(SEX)からの感染が主です。
梅毒の感染者には、次の6つのような特徴が見られます。
若年層
風俗での性行為ではなく、一般人との性行為
不特定多数との性行為
コンドームを使わない
病院へ行かない、検査をしない
性病を隠す、無自覚でパートナーに移す
最近では、マッチングアプリの普及や世間で問題視されている神待ちなど、気軽に誰とでも繋がれてしまい、また、それに比例するように梅毒の感染者も増えています。
梅毒は、長い時間をかけて体内に潜伏し、段階的に体を蝕む恐ろしい病気です。
少しでもおかしな症状が現れたら、病院で診てもらいましょう。

自分を守るためにも、日頃からコンドームの使用を徹底するなどの予防も大切ですよ。
早期発見が大事!定期的に検査を受けよう!
ニュースなどで、一般人の方が性病に感染するリスクが風俗の女性キャストより高いと言っても、風俗の職業柄からか、なかなか理解され難く、さらには正常性バイアスの影響もあって、性病に対する危機感も持たれていないのが事実です。
前章でもお話したように、風俗で働く女性キャストは、性的サービスが仕事で体は仕事道具なので、コンドームの活用や定期検査など、性病に関するメンテナンスやケアを行っている方がほとんどです。
最も重要なメンテナンスの1つに、定期的な性病検査があります。
店舗の業種によっては、定期検査を受けるよう言われても、結果の提出は不要だったりするところもありますが、最近では、しっかり検査を義務付けている店舗が増えてきました。
性病対策を徹底している店舗のなかには、クリニックと提携していたり、郵送・匿名で検査ができる性病の検査キットを用意しているお店も増えてきています。
このように、風俗で働く女性キャストは店舗の協力も相まって、しっかりと性病の定期検査を行っています。

一般人でここまで頻繁に性病検査を実施している人は、そうそういないのではないでしょうか?
性病は早期発見できれば、比較的簡単に治ることがほとんどです。
性病にかかったまま放置して悪化するのは何も良いことはなく、最悪の場合、命に関わってくることもあります。

また、定期検査を受けて異常がなければ、精神的にも落ち着きますよね。
「自分は大丈夫!」ではなく、「自分も性病にかかっているか心配」に考えを改め、できるだけ、定期検査を受けるようにしましょう。
プレイ中にコンドームが着用できるお店も多い
ヘルスやソープなどは、女性キャストの出勤日数に応じて、月に1〜2回ほどの定期検査を義務付け、結果を提出しないといけない店舗が多いです。
ソープに関しては、検査結果の提出がないと出勤自体できないという店舗も存在します。
大衆ソープなどは、性病対策の1つとして、コンドーム着用の店舗が多く、また、本番行為のプレイがないヘルス店舗でも、完全コンドーム着用のお店があります。

コンドームは、避妊具の役割として活用されることがほとんどですが、実は最強の性病予防道具なんですよ!
避妊はピルでもできますが、ピルは性病までは予防してくれません。
「性病にかかる確率が低確率だとしても心配」
「できるだけ安全に働きたい」
上記のように、性病に絶対かかりたくない!という女性は、コンドーム着用店や、粘膜接触のないソフトサービスの店舗を選ぶことをオススメします。
「HIVになったら死ぬ」は間違い
性病には梅毒をはじめ、HIVやAIDS(エイズ)、トリコモナス、クラミジアなどの病気があります。
その中でも、とくに症状が重い性病がHIVとエイズです。
よく、「HIV=エイズ」と思われがちですが、HIVはHIVというウイルスに感染しただけで、まだ病気にはなっていない状態のため、エイズではありません。
エイズは、HIVのウイルスに感染後、免疫力が低下して、さまざまな病気にかかりやすくなった状態のことなので、「HIV=エイズ」ではなく、「HIV→エイズ」となります。
「HIVやエイズは治らない」
「HIVやエイズになったら死ぬ」
このように、性病の中でも最も恐れられているHIVやエイズですが、このままの状態で何年、何十年と生きている方はたくさんいらっしゃいます。
先述したとおり、HIVはウイルスに感染しただけで、まだ病気にはなっていない状態です。
また、HIVの治療薬は既に存在しており、適切な治療を早期から始め、治療薬を飲み続ければエイズを発症することなく、普通の生活を送りながら寿命を全うできます。
「HIVの治療薬は高いのではないか」と経済面で心配になる方も多いですが、健康保険適用だけだと月5〜8万、そこで社会福祉制度を利用すると、さらに自己負担額を減らすことが可能です。
また、HIVに感染後、一定の基準を満たすと「ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害」として身体障害認定を受け、身体障害者手帳を持つこともできます。
身体障害者手帳を取得すると、所得に応じて変動しますが、月額0〜20000円まで薬代を抑えられるので、経済的な心配もなく治療を続けていけます。
怖いからと病院に行かず、エイズを発症してもっと悪化してしまうより、定期検査で早期発見・早期治療を目指しましょう。
性病を隠している風俗客に注意!
風俗客の中には「性病を隠して遊びに来る」なんて人も0ではありません。
そんな風俗客の被害に遭う前に、以下、3つの特徴を知っておきましょう。
部屋を真っ暗にしたがる
シャワーを浴びない
部屋が完全に暗くなるまで見せない

1つずつ解説しますので、予備知識として参考にしてください。
部屋を真っ暗にしたがる
大半の風俗客は、ムードを高めるため、プレイ中、部屋は暗めの方が良いという方が多いですが、それでも間接照明程度の明かりは点けているので、真っ暗にしたがる場合は、何かしらの性病にかかっている可能性があるため、注意が必要です。
性病の症状が悪化すると、次のように見た目だけで異常が分かる場合があります。
陰部から膿が出ている
睾丸、亀頭、太ももの付け根のリンパ節が腫れている
乳頭状のイボがある、イボが成長してカリフラワーのようになっている
性器や肛門、唇にしこりや腫れがある
全身に赤もしくは赤茶色のできものや発疹ができている
性器周辺に細かい水ぶくれがある
性病にかかっている男性は、このような異常を見られたくない、気づかれないままプレイに持ちこみたいと部屋を真っ暗にして、事なきを得ようとします。
また、こういった風俗客は男性器を女の子に触らせないケースもあります。
安全面からみても、真っ暗にするのはオススメできないので、「視力が悪くて、暗くすると手元が見えない」「お店にダメと言われている」など、理由はなんでもいいので部屋を明るくする方向に誘導します。
この時に、明るくするのを過剰に嫌がったり、点けないで!と叫んで、股間を必死に隠すような行動をとる場合はしっかり確認して、異常がある場合は店舗に相談し、どう対応するのか指示を仰ぎましょう。
シャワーを浴びない

風俗店では、プレイ前後にシャワーを浴びる時間があり、このときに体を洗ってあげながら異常がないか見ていきますよね。
しかし、「シャワーを拒否する人」や「シャワーは浴びるけど一緒には入らない」という風俗客が稀にいます。
このように、シャワーを拒否したり、別々で入りたいという人は、何かを隠している確率が非常に高いです。
隠している「何か」が性病なのか、盗撮用の隠しカメラ、または薬物なのか分からなくても、ロクなことがなさそうなので、シャワーを拒否された段階で警戒が必要です。
「プレイ前は一緒にシャワーと決まっているから」「一緒にシャワー浴びないとプレイできない」など、シャワーは必ず浴びないとプレイができないことをハッキリお伝えしましょう。
また、シャワー拒否からの、部屋を完全に暗くしないと脱がないとお客さんが言い始めたら、性病にかかっている可能性が高いので、要注意です。
部屋が完全に暗くなるまで見せない
次のような行動をとる風俗客には要注意してください。
部屋は真っ暗でシャワーを浴びない
1人でシャワーを浴びた後、プレイ前なのにパンツを履いて出てくる
部屋が完全に暗くなるまで頑なに脱がない、タオルを外さない
プレイが終わるとまたすぐにパンツを履いたり、タオルを巻く
そこまで隠したいのは、よほど見られたくない理由があると考えて間違いないでしょう。
お客さんと1対1の空間で、自分を守れるのは、自分だけなので少しでもおかしな行動が見られた場合は、注意してください。
まとめ|風俗業界は性病対策を徹底しているので心配しなくても大丈夫!
今回は、風俗と性病の関係についてと昨今の性病リスク、性病にかかっている可能性の高い風俗客の特徴についてお話ししました。
未だに、風俗業界は性病の温床だと思っている方もいますが、性的サービスを生業としているからこそ、誰よりも性病について学び、それに伴った対策を実施しています。
性病は、性別関係なく、誰でもかかるリスクの高い病気です。
そして、早期発見・早期治療で治るまたは抑えることは十分に可能です。
風俗業界だけでなく、一般の方にも定期検査の重要性が広がっていけば、昨今の梅毒感染など、未然に防ぐことができます。

一人ひとりが正しい知識を持ち、予防や検査を積極的に行うことが大切ですね。

キャストやスタッフとして約10年ほど風俗業界で様々な業種を経験し、引退後も趣味で色んな風俗業界について勉強中!最近では麻雀(勉強中)とコーヒーが欠かせない。

風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪