【風俗の今と昔】現役ベテラン嬢Aki姉が忖度一切なしで語るリアル体験談!

【風俗の今と昔】現役ベテラン嬢Aki姉が忖度一切なしで語るリアル体験談!

女は貞操観念高く純潔を重んじるべしとの風潮も、すっかり前時代のものとなりました。

 

最近の若い世代の間では、風俗は「昔ながらの怖いイメージ」とは程遠いカジュアルなものとして認識されはじめています。

風俗で働くことに対する抵抗感も若年層ほど少ない傾向にあるといえるでしょう。

 

現に、20代女性の20人に1人が風俗嬢だといわれています。

かたや30代後半~40代女性の風俗に対するイメージは、

借金で首が回らなくなった女性が、ヤ〇ザに身体を売ることを強要させられる怖い場所

 

未だにこんな、ある意味ドラマチックなものであることが多いようです(笑)

これはひとえに、我々アラフォー世代が多感な時期だった平成初期、さかんにテレビ放映された映画やドラマの影響が大きいと考えられます。

 

近年では到底あり得ない話ですが、「極〇の妻たち」やらなんやら、その手の過激な映画が子供が起きてる時間にしょっちゅう再放送されていましたからね。

実際の風俗業界は、決してそのようなおっかない場所ではありません。

そうは言っても、風俗未経験の女性には今ひとつピンと来ないかもしれませんね。

風俗で働こうか迷っているけど、ほんとに危なくない?

「風俗業界はクリーンになった」ってよく聞くけどホントかな?

 

このような疑問にお応えするのが本記事です。

主な内容は以下のとおりとなっています。

「風俗の今と昔」を徹底比較

【体験談】20年前はホントに怖かった風俗

令和の風俗業界がここまで劇的に環境向上したワケ

 

酸いも甘いも嚙み分けたベテラン現役ソープ嬢のAki姉が、ここでしか読めない実体験を語りつくします。

ちょっと過激なところもあるかもしれませんが(笑)

最後までお付き合いくださいますと幸いです。

天使のうたたね

【風俗の今と昔1】お店探しは紙媒体からの体当たり入店

【風俗の今と昔1】お店探しは紙媒体からの体当たり入店

時は2002年。

 

世は折りたたみ式ガラケーの天下であり、浜崎あ〇みや宇〇田ヒカルが現役バリバリの歌姫だった時代です。

風俗はデリヘル全盛期。

 

それまで主流だったソープランド・ピンサロ・箱ヘル(イメクラなどはまだ極小数でした)にとって変わって、

分厚い風俗情報誌の4分の3近くが「出張ヘルス」のページで埋めつくされていました。

お客が女の子を選ぶのが紙媒体なら、私たちが働くお店を探すのも紙媒体。

ケータイから見られるインターネットもあるにはあったのですが、今のようにパケット定額の料金プランなんて存在しません

 

ちょっと使いすぎただけで、翌月ド〇モから4万、5万円の請求が来て泣くことになります(笑)

平成生まれはご存知ないかもですが、いわゆる「パケ死」というやつです。

 

そのため当時の風俗の求職活動は、

男性向け情報誌に小さ~~く載ってる「コンパニオン募集」と、数少ない女性向け高収入求人誌(地元では「求人ボ〇ータ」のみ)がたよりでした。

圧倒的に情報量が足りません。

 

19歳だったヤングAki姉もなかなかしっくりくるお店にたどり着けず、デリヘルを中心に超短期の入退店をくり返していました。

あれから20年。

インターネット端末が各個人の手に行き渡り、今や誰でも気軽にネット検索を利用できる時代です。

 

風俗の求職においては「ももジョブ」のような高収入求人サイトが充実し、サイト経由で安全に問い合わせもできるようになりました。

昔のようにイチかバチかの体当たり入店ではなく、安全に情報収集が可能です。

また近年では、人妻やポッチャリさんなどのコンセプト店・オナクラやハグ専門店といったソフトサービス店も多彩に展開されています。

 

初心者でも最小限の労力で、自分に合った業種・お店を探せる環境が整っているのが令和の現代です。

【風俗の今と昔2】ヤ〇ザは20年前から風俗街の鼻つまみ者

【風俗の今と昔2】ヤ〇ザは20年前から風俗街の鼻つまみ者

 

風俗未経験者の気掛かりの1つとして、よく「風俗店と反社会的勢力とのつながり」への懸念が挙げられます。

本記事の冒頭でもお伝えしたとおり、アラフォー女性では特にその傾向が強いようです。

 

結論から言いますと、昨今の日本でそのような心配は一切ありません。

私が風俗で働きはじめた20年前ですら、暴力団はほとんどの風俗店から忌み嫌われる存在でしたからね。

 

風俗街でヤ〇ザが幅をきかせていた時代は昭和、それも戦後間もない青線地帯(非合法な売春が行われていた地域)が最盛でした。

ほどなくして法的な措置により赤線・青線は消滅

 

さらに年月が過ぎて1984年に行われた風営法の大幅改正により、いよいよ正規に届出をした風俗店しか存続できなくなりました。

それにともない、多くの風俗街からモグリの店と反社会的勢力の影が姿を消していったそうです。

 

それもそのはず、きちんと届け出て営業している風俗店には、高額なコストがかかる「用心棒」は必要ありませんからね。

トラブルは弁護士や警察が対処します。

 

そして決定打は、2012年の暴対法の徹底強化です。

風営法の改正以降も一部の風俗店にかかわりのあった暴力団員が立て続けに逮捕され、その様子は遠い異国の出来事のように淡々とニュースで報道されました。

かくして、反社会的勢力は性風俗業界からの完全撤退を余儀なくされたのです。

 

昭和・平成の激動の変遷を経て、風俗はスタッフにとってもキャストにとっても安全でクリーンな場に生まれ変わりました

【風俗の今と昔3】風俗嬢はワケあり女の最終手段?!

【風俗の今と昔3】風俗嬢はワケあり女の最終手段?!

 

今や昼職掛け持ちや女子大生の風俗キャストは珍しくありませんが、私が新人だった平成中期では、まだ風俗1本のキャストのほうが多かったです。

頭からつま先までハイブランドに身を包んだ浪費家や、旦那にナイショの借金をこさえた主婦、ヤンキー上がりの水商売くずれなど、一癖も二癖もある面々が揃っていたように感じます。

 

かく言うヤングAki姉も、風俗業界に身を投じたきっかけはダメンズを養うための生活費の捻出でした(笑)

昭和ほどの悲壮感はないにしろ、風俗はワケあり女たちの最終手段といった位置づけを拭い去れない職業だったのです。

対する令和では、

夢を実現するため

目標を達成するため

効率よく稼ぐため

 

このような前向きな手段として、風俗のお仕事が選ばれるようになりました。

一般職からの転業や掛け持ち・学生を兼ねるキャストも年々増えています。

 

彼女たちの参入によって風俗嬢全体の民度がグンと底上げされ、

風俗は現在のようなカジュアルな雰囲気に進化したのだと思われます。

【風俗の今と昔4】集団待機の六畳間は鬼の住み家

【風俗の今と昔4】集団待機の六畳間は鬼の住み家

昨今、非常に多くの風俗店で個室待機が可能となっています。

 

無店舗型であっても個室や個別のブース内で過ごせるお店もありますので、他のキャストとなるべく顔を合わせたくない場合は問い合わせの際に確認するといいでしょう。

20年前ですと、店舗型でも完全個室待機を採用している店はそこまで多くありませんでした。

 

そのため平成の「クセつよキャストたち」が所せましと集結した待機所では、日々緊迫したにらみ合いが繰り広げられることも。

私が2週間だけ在籍した箱ヘルの待機部屋はまさに鬼の住み家で、「上座・下座」なるものまで存在していました。

 

上座にはお局様とその取り巻き専用の灰皿があり、中間層は文字どおり真ん中あたりに着席。

新人たちは出入り口付近に集められてフロントからのコールの取次ぎをさせられるといったルールだったようです。

 

新人がコールの番をするなんてのも、なかなかあり得ない謎システムでしょ?

初日でボッチの私はそんな暗黙の了解など知るよしもなく・・・。

 

煙草を吸うため灰皿の置いてある一番奥の席に陣取ってしまったもんですから、地味に大変なことになりました。

当時としては珍しい日給保障があったため、それでもある程度はガマンして出勤していたのですが、

接客中に置いておいた飲み物に洗剤が混入していたのを機にあえなく退店。

 

以来、集団待機はちょっとトラウマです(笑)

良くも悪くも、まだキャスト同士の繋がりが強かった時代ならではのホラー展開ですね。

 

現在では、集団待機であってもキャストの間に妙な連帯感はなく、いい意味でドライな付き合いになっています。

例の箱ヘルも、その後程なくして完全個室待機に変わったそうです。

【風俗の今と昔3】男性幹部のセ〇ハラ講習

【風俗の今と昔3】男性幹部のセ〇ハラ講習

20年前の私は、あちこちの店を試しては辞める風俗店ジプシー。

 

当時ご縁のあったデリヘル・ソープではもれなく男性店長(または幹部)による実技講習がありました。

そのうち3分の1強が「ヌきあり」講習でした。

 

「いちおう経験者なんですけど」と断っても、なぜか当然のごとく実施されます。

むろんサービス料はゼロ

 

・・・解せぬ!

店長業務、ちょっとオイシすぎですよね?(笑)

 

そういった慣習はめっきり廃れて、近年ではほとんどの風俗店で講習は女性講師が担当します。(または動画でのレクチャーのみ)

SNSが活発なこのご時世、女性本位でない不当な講習を強行する店は存続できません。

【風俗の今と昔6】ソープランドはデビューまでに5万円のコストがかかった?!

【風俗の今と昔6】ソープランドはデビューまでに5万円のコストがかかった?!

 

私の初めてのソープでは、店長講習から日を改めて、女性講師によるマット講習も実施されました。

講師から合格点をもらえるまで接客は許されません。

 

マット講習は2日間に渡って行われ、講習代は金4万円なり。

そしてまた後日、どこぞの写真スタジオに連行されパネル撮影してさらに1万円です。

デビューするまでにかかった合計金額は実に5万円!!

 

手持ちがなかった私は、初日のお給料からごっそり天引きされてしまいました。

信じがたい話かもしれませんが、こんな時代だったんです。

 

今となってはパネル撮影は無料、店内で行われる講習は全て無料か格安なのが当たり前です。

ソープランドであっても採用後は任意のタイミングで接客させてもらえる場合がほとんど。

 

マットができなくてもOKなお店もたくさんあります。

デビューまでのコストが最小限に抑えられれば、

働き始めるときのハードルも、辞めるときのハードルもグッと下がりますよね。

かたや、泣きっ面にハチの多額な出費を余儀なくされたヤングAki姉。

 

こんだけコストかかったんだから、稼ぎまくって絶っっ対にモトとってやる!

そんな貧乏根性から、私の風俗店ジプシーの旅はあっさりと幕を閉じ、その後20年に渡ってソープ嬢として生きていくことと相成ったのでした。

昔と比べて今の風俗業界が劇的に環境向上した転機とは

昔と比べて今の風俗業界が劇的に環境向上した転機とは

 

ここまで読んでくださり、2000年初頭と令和の風俗事情は大きく異なっていることがお分かりいただけたと思います。

ではなぜ、風俗の環境はここまで劇的に向上したのでしょうか。

 

法の整備はもちろんですが、飛躍的な進化の立役者はSNSの普及です。

2004年から本格始動した「パケット定額制」によって、インターネットは一部の人たちだけのものではなくなりました。

 

ケータイから参加できるネット掲示板が次々と新設され、「情報はシェアされる時代」へと変化したのです。

風俗店の求人も紙媒体からネットへと移行。

 

ごく普通の女性が気軽に応募できるようになり、風俗で働くことに対するハードルも格段に下がりました。

キャストたちの発信も増え、これまで表に出て来なかった現場の声が日の目を見ることになります。

地域の隔たりなく行われる情報交換によって、女性たちのお店選びの目はおのずと肥えていきます。

 

その結果、キャストを集めたい風俗店は環境・待遇を向上させざるを得なくなりました。

現在のような「女の子ファースト」の快適なお仕事環境は、このようにして整えられていったと考えられます。

【まとめ】20年の時を経て驚くほどクリーンに生まれ変わった風俗業界

「風俗の今と昔」と題しまして、本記事ではわたくしAki姉が風俗嬢の卵だったころのお話をさせていただきました。

 

痛い目をみることもありましたが、今となっては良き思い出です。

インターネット普及前の閉鎖的で雑然とした風俗街の空気を体験できたことは、風俗ライターである私にとって大きなアドバンテージであると信じています。

そんな私からすると、ちょっと物足りないくらい明るくクリーンに生まれ変わった令和の風俗業界。

 

今後のさらなる成長を見届けるべく、あと20年は引退できそうにありません(笑)

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