風俗はよくて売春はダメ?風俗と売春の違いを徹底解説

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風俗はよくて売春はダメ?風俗と売春の違いを徹底解説
風俗でのサービス内容を

具体的に知らない方の中には

「風俗って売春でしょ?」

という勘違いをしている人が多いです。

中には

「風俗店は売春しているのになぜ摘発されないんだ!」

と大きな勘違いまでしている人までいます(汗

ハッキリと言います!

風俗=売春ではありません。

今回は風俗と売春はイコールでは無いという理由と共に、それぞれの成り立ちや歴史についても詳しく解説していきます。

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風俗と売春の違いは明確に存在します

風俗と売春の違いは明確に存在します

風俗店と売春の違いは下記2点をチェックすることで明確に分かります。

風営法に基づき、国に営業届を出している

性的サービスに挿入行為が含まれていない 

この2点をクリアしている場合は性風俗店です。

それ以外の場合は違法風俗店もしくは売春行為となります。

それではなぜ「売春」とは別に「性風俗店」というものが存在するのか詳しく解説していきます。

これを読めば「風俗=売春?」というモヤモヤはなくなりますよ。

そもそも売春って何だろう?

そもそも売春って何だろう?売春とは対価を得るために行う性交(セックス)の事です。

現代の日本においては「売春防止法」により売買春は法律により禁止されております。

未成年による児童買春や、出会い系サイトが援助交際の温床になっているという社会問題もありますね。

いわゆる「援助交際」や「割り切り」なども売春にあたり違法行為です。

日本における売春の歴史

現代の日本において「売春=違法」ですが、なんと戦前まで売春は合法だったんですよ!

日本における売春の歴史について簡単にご説明します。

鎌倉時代

鎌倉時代明確に金銭を対価とした売春という形態が生まれたのは鎌倉時代と言われています。

「傾城町(けいせいまち)」といわれる色街が生まれ、その地域で遊女たちが大規模な売春に従事していました。

それ以前の古代日本においては、女性の自立性が高く生活のために性を売るという必然性が少ないとともに、貞操観念自体が薄く男性にとって女性をお金で買うという概念自体がなかったと言われています。

江戸時代

江戸時代には幕府公認の「三大遊郭」ができあがりました。

いわゆる

江戸吉原

京都島原

大阪新町

です。

売春の形態は遊郭以外にも「夜鷹(よたか)」といわれる街娼、岡場所といわれる売春宿や幕府公認・非公認の遊郭も多数ありました。

この当時の売春婦は「遊女」と言われ、大半が身売り(人身売買)によって集められており、 借金のカタなどにより働かされていたため、自分の意思では抜け出せられませんでした。

明治維新以降

明治維新以降は、公娼制と言われる制度が生まれました。

売春営業を許可する代わりに売上の一部を政府に収めなくてはいけないとう制度です。

また1900年には娼妓解放令や人身売買を禁止する法令など、幾度か出されましたが実際の効果の程は薄かったと言われています。

売春防止法の立案

売春防止法の立案戦前まで売春は公営事業として国の管理下に置かれていました。

ですが第2次世界大戦後にアメリカの影響や、人身売買を禁止するという条約の世界的な後押しもあり、売春行為は徐々に厳しく取り締まれていきます。

最終的には「売春防止法」という法律が施行され、日本においての売買春が法律で禁止されます。

戦後の

1946年に

 

公娼廃止指令を出し、赤線以外の遊郭もしくは街娼による売春行為を禁止しました。

さらに

1958年に

売春防止法が施行され全面的に売春が禁止され、赤線での売春営業も廃止されました。

ちなみに売春営業を行っている地域に対して下記のような呼び名がありました。

よくテレビや小説などでも使われる呼び名なので、聞いたことがある方も多いと思います。

「赤線」

吉原遊郭がある公営風俗街を中心とした一帯を「赤線」

「青線」

政府に営業届出を出していない非合法な売春宿がある地域を「青線」

売春防止法の背景には「弱者救済」がある

売春防止法の背景には「弱者救済」がある売春防止法とは、売春そのものではなく売春に繋がる行為を処罰することで結果的に売春行為の防止をしようと考えられた法律です。

法律が施行された当時は、売春せざるを得ない状況にある女性を「保護の対象」とし、売春を助長する行為を行うものを「規制すべき対象」として、管理買春などを営んだものには厳しい罰則を与えています。

ちなみに下記が売春を助長する行為です。

「売春行為への勧誘」

「売春の斡旋」

「売春の強要」

「売春場所の提供」

「売春宿の営業」

「管理売春」

そのような背景から個人間の単純売春は禁止されているが、罰則が存在しないため事実上罰せられません。

売春は現代日本において社会問題になっている

現在においても売春防止法により売春行為は禁止されています。

だからといって売春自体がなくなったとは言えません。

援助交際や出会い系サイトなどを利用した管理買春。

またJKビジネスなど、児童売春に繋がる可能性のある問題も存在します。

このように売春が社会問題として騒がれるケースが多いのも現状です。

グレーゾーンの営業形態

またグレーゾーンとしての営業形態も存在します。

代表的な形態だと、大阪の「飛田新地」などです。

現大阪市長の橋本徹氏が飛田新地の顧問弁護士をしていたのは有名な話ですね。

「かつては顧問弁護士だったことは事実。それは、飛田の組合という『料理組合』の顧問弁護士。日本において違法なことがあれば、捜査機関が適正に処罰する。料理組合自体は違法でもない」

引用元:JCASTニュース 大阪旧遊郭街顧問弁護士の経歴もやり玉に 外国人記者らが橋下市長釈明を追及

売春合法化の流れ

また日本とは反対に世界的には売春合法化の流れになっております。

ヨーロッパなどを中心に売春が合法化され、社会保障を受けている売春婦も数多くいます。

日本においても売春防止法をより女性支援につながるような改正の動きや、 NPO団体による新しい視点に立って論じていく必要があるという流れも出てきております。

性風俗の成り立ち

性風俗の成り立ち売春防止法により売春が禁止されたことで、性産業では生き残りをかけ、挿入行為を行わない性的サービスが開発されていきました。

1960年ごろに生まれたトルコ風呂(ソープランドの原型)やピンクサロンなどが性風俗の発祥と言われています。

当時は売春は禁止されていましたが、性交類似行為を取り締まる法律が無かったため、性的サービスを求める男性を中心に爆発的に利用者が増えていきました。

それが今の性風俗産業の発展につながっていきます。

その後「風営法」が改正され、性風俗店を営業する場合は国に届出を行わくてはいけないという法律が施行されます。

性交類似行為とは?

性交類似行為とは?性交類似行為とはセックスから挿入行為を抜かしたプレイのことです。

具体的には

「フェラ」

「素股」

「アナルセックス」

などのことです。

風俗と売春の違いを語る上での

一番のポイントは

 

「挿入行為」があるかどうかです。

売春行為とはいわゆる挿入行為を含めたセックスのことであり、挿入行為をするかしないかが売春の分かれ道になります。

そのため挿入が伴わない性交類似行為は売春にあたらないため、たとえ金銭のやりとりがあってとしても問題がないのです。

これが風俗が売春と区別され、性風俗産業として成り立つ理由です。

風営法ってなに?

風営法ってなに?風営法とは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」 の略称で、風俗営業の規制を取り決めている法律です。

風営法で規定されているものは一概にスケベなお店(風俗店)だけではありません。

パチンコやゲームセンターキャバクラなども風営法で規制がかかっている業種です。

大きく2つに分かれています。

 

風俗営業

 

キャバクラ、ホストクラブ、ゲームセンター、パチンコ、クラブ(踊る方)など

風俗営業 (ふうぞくえいぎょう) とは、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下、風適法と略記)第2条で定義されている「客に飲食や接待などを行い、又は、一定の設備で遊興させる営業のこと」を言う。

引用元:ウィキペディア

 

性風俗関連特殊営業

デリヘル、ソープランド、ラブホテル、ストリップ

性風俗関連特殊営業(せいふうぞくかんれんとくしゅえいぎょう)とは、ソープランドやファッションヘルスなど、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)2条5項が定義し、同法などが規制する営業。 … この届出をしている店舗を一般に性風俗店という。

引用元:ウィキペディア

いわゆる性的サービスを行う風俗とは、正式には「性風俗関連特殊営業」と呼ばれているものなんですね。

キャバクラと風俗で認可のされ方が違う!?

キャバクラと風俗で認可のされ方が違う!?風営法で定められたお店を営業するためには各地の都道府県の公安員会へ「許可」もしくは「届出」を申請する必要があります。

実はキャバクラ、クラブなどの「風俗営業」とデリヘルなどの「性風俗」では認可方法が違います。

風俗営業

→ 「許可制」

公安委員会に対して営業の許可申請を行い審査が通ったら、営業許可証が発行され営業可能になる。

 

性風俗

→ 「届出制」

公安委員会に対して営業届出を行い、届出確認書を発行してもらい、営業可能になる。

「許可制」と「届出制」という違いがある理由

性風俗を許可制にするということは、国が性風俗を正式に認めるということになります。

そうすると風俗で働く女性と利用する男性の性的デリケートな部分にまで立ち入り、規制やルールを定める必要があります。

このような対応を国の一機関である公安委員会が行うのは好ましくないという見解がなされており、 性風俗を反対する意見とのバランスを取るため届け出制にしているのです。

性風俗関連特殊営業について 風俗店が生まれた背景

●1966年(昭和41年)
「個室付浴場業」というのが初めて風営法に導入されました。 これが「性風俗関連特殊営業」の始まりです。

「個室付浴場業」とは今でいうとソープランドの事です。 当時はトルコ風呂と呼ばれており、全国に約700店舗も存在していました。

●1985年(平成7年)
「店舗型性風俗特殊営業」が風営法に組み込まれ「ファッションヘルス」などの店舗型のお店が正式に営業することが可能になりました。

1970年頃から、ファッションヘルスといった店舗型風俗店は存在していましたが、この法改正により性風俗店として定義されました。

●1999年(平成11年)
風営法の改正があり「無店舗型性風俗特殊営業」が風営法に組み込まれ、デリヘルなど「出張型風俗店」の届出が行われるようになりました。

また、この法規制では店舗型風俗店への規制が厳しくなります。

特に東京ではクリーン作戦と称して、違法営業や風営法に乗っ取っていない店舗に関しては非常に厳しい取り締まりがありました。

現在も法規制により、店舗型風俗店は全国どの地域においても新規出店する事ができません。

そういった理由や開業のしやすさから、現在はデリヘルが風俗店の主流になっています。

●2006年(平成18年)
風営法の大幅改正がありました。 路上での客引き行為が禁止。違法営業への罰則強化。

届出確認書を店舗内に備え関係者に提示を求められたら提示しなくてはいけない。などいくつかの法改正がありました。

罰則強化によりキャバクラの深夜営業で摘発されるケースが増え、ガールズバーへの鞍替えが進むなど、性風俗店以外の業種でも大きな動きがありました。

求人に応募するときは違法風俗店に注意!

求人に応募するときは違法風俗店に注意!違法風俗店とは、届出を出さずに営業を行っている無許可風俗店のことです。

違法風俗店で働いてしまうと、本番サービスを強要されたり、摘発される危険性があったり、トラブルも多く働く女性にも被害が及んでしまいます。

そこで違法風俗店かどうか見分けるため「風俗求人情報サイト」を使いましょう。

風俗求人情報サイトは届出確認書を持っている店舗しか掲載することができない仕組みになっています。

無許可風俗店は届出確認書がないため風俗求人情報サイトに掲載することができません。

逆に違法風俗店は各種掲示板や街頭スカウト、LINE・twitterなどのSNSなどで「高収入のお仕事がありますよ」という勧誘を行っています。

このような勧誘行為に乗って働き始めると実は違法風俗店だったというケースはとても多いので危険です。

そのため、風俗求人情報サイトでお仕事探しをすることで、健全な風俗求人を見つけることができますよ。

まとめ:風俗と売春の違いは明確になりましたか?

いかがでしょうか

風俗と売春の違いについて詳しく解説していきました。

法律や専門用語などが多くなってしまい、やや分かりにくい部分もありおますが これで風俗と売春の明確な違いについてご理解できたかと思います。

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