【完全違法】JKビジネスの卑劣な手口と被害対策を解説【アンダー店】
少女たちを巧みに誘導し、性的行為をさせて金儲けをする「アンダー店」などと呼ばれる犯罪組織をご存知でしょうか?
それらはいわゆる「JKビジネス」で、政府・警察も実態を把握し、日々摘発に努めています。
その甲斐あって、全盛期に比べると13.8%減と衰退傾向にあるJKビジネスですが、いまだに全国の大都市に130もの違法業者が息をひそめて営業しているとのことです。
お客さんと散歩するだけで給料もらえるってほんと?
ラクで給料いいバイトがあるってツイート見つけたんだけど応募してみよっかな?
Hなことはナシだから違法じゃないってみんな言ってるし大丈夫じゃない?
ネット社会の渦中において、知らないうちに、あるいは軽い気持ちからJKビジネスに関わって後悔する女の子は少なくありません。
「メイド喫茶みたいなもんでしょ?」と軽くスルーしてしまう保護者の方もいるようです。
そこで本記事では、JKビジネスについての正しい知識をシェアすべく、次のような内容を解説してまいります。
JKビジネスの実態
過激な「裏オプ」へと誘導するJKビジネスの手口
当てはまったら即NG!JKビジネスの主な営業形態一覧
JKビジネス被害の対策
思春期の娘を持つ母であり、長年ソープ嬢という仕事で自分の性的サービスをお金に換えることに向き合ってきた私Aki姉が、
「ももジョブ」ブログ運営局と二人三脚で入念なリサーチを行った上でお伝えします。
お読みいただければ、JKビジネスの超危険な実態を把握し、犯罪行為に巻き込まれる前に適切な対処ができるようになります。
ぜひ最後までお付き合いください。
※18歳未満の青少年というワードが出てきますが、法律的には、18歳以上の高校生は青少年には含まれません。
しかし、JKビジネスは違法性が高く、常に犯罪行為に巻き込まれる可能性と隣り合わせです。
18歳の高校生でも絶対に働いてはいけません。
目次
完全違法なJKビジネス!「メイド喫茶みたいなもんでしょ?」は大間違い
リサーチの過程でとある記事を読んで驚愕しました。
子供を守る義務がある親御さんでさえ、JKビジネスを正しく理解していないことがあるようです。
表題のように「メイド喫茶みたいなもんでしょ?」なんてびっくり珍回答では済まされません。
巻き込まれてからでは遅いのです。
もちろんメイド喫茶は違法ではありません。
ただし、合法なのは18歳以上の女の子のみが働いているお店に限ります。
ちなみにメイド喫茶やキャバクラなどを含む風俗店では、業界の自主規制で18歳以上の高校生も雇い入れないことになっています。
仮にメイド喫茶で18歳未満の女の子を採用しているお店があるなら、摘発される可能性があります。
JKビジネスは、少女たちが取っつきやすいような「ライトなサービス」を連想させる言葉をかくれミノに営業していることがほとんどです。
後ほど詳しく解説しますが、喫茶(カフェ)のほかにも「散歩」や「リフレ」といった様々なうたい文句を使用します。
健全そうなバイトを装って女の子を集め、最終的には「裏オプ」をさせ、
倫理感ゼロの変態ロリコン客を足しげく通わせるのが業者の真の目的です。
JKビジネスの核心は「裏オプ」!巧妙な手口で誘導される少女たち
JKビジネスの裏オプとは、主に性的な行為を指します。
制服の上から胸を触らせるといったライトなものから本番行為まで、様々な内容があります。
うちは健全店だから、裏オプっていっても本番とかはないから大丈夫!
みんなやってるよ☆
業者はこのように、「本番行為がないから違法じゃない」といった嘘や、集団心理をついた巧みな誘導で裏オプをするよう仕向けてきます。
なぜなら、利用客のほとんどが裏オプ目当てだからです。
面接の時どストレートに、「裏オプしたほうが稼げる」と吹聴してくることもあるようです。
さらに悪質なケースも存在します。
当初は裏オプのことには一切触れず、イイ人を演じてご飯に連れて行ったり、親身に悩みを聞くなどして女の子に小さな恩を売ることを積み重ねます。
そして頃合いを見計らって、裏オプの話を持ち掛けるのです。
女の子は恩を感じているのでむげに断れず、ちょっとしたお触り程度の裏オプを容認し、対価として少なからぬお金を手にします。
ライトな裏オプを繰り返すうち、次第に感覚が麻痺して、ひいては本番行為まで平然とこなすようになっていきます。
最悪の場合は少年鑑別所行き
JKビジネスは、摘発を逃れるために実店舗を構えずブログやSNSだけで活動する業態が多くなっています。
デリバリーヘルスのように事務所から女の子を派遣する形です。
女の子が事務所で待機しているとき、もし警察が踏み込んできたらどうなるのでしょうか?
まずは警察署へ連行されます。
保護者に連絡が行き、保護者が引き取りに来るまで帰してもらえません。
家庭や学校のことなど根掘り葉掘り聞かれ、最悪の場合は少年鑑別所に収容されることもあるそうです。
近年のJKビジネスで多くみられる、ファミレスやマンガ喫茶などで女の子を待機させる形態であっても同じです。
摘発の日にJKビジネスの拠点に居合わせなかったとしても、押収された業者の持ち物などを介して女の子の素性が特定され、結局は警察署へ連れて行かれることになります。
JKビジネスの見破り方!「性的行為がなければ合法」は真っ赤なウソ
JKビジネス業者の常套句、
エッチな裏オプがなければ違法じゃない
逮捕されているのは裏オプで性的な行為を強要している業者だけ
JKビジネスには法律的な定義がないからグレー
これらは全て大嘘です。
絶対に真に受けないでください。
ここでは違法なJKビジネスを見破るための知識を2つ、シェアしていきます。
「有害役務提供営業」の定義
18歳未満の青少年が従事してはならない業務の内容は、条例によって明確に定められています。
JKビジネスの違法性は、そもそも「性的な裏オプの有無」以前から存在します。
次に該当する営業を「有害役務提供営業」と定義し、青少年を客に接する業務に従事させることや、客とすることを禁止するなどの規制を課しています。
飲食させる営業で、専ら異性の客を接客する営業であって、ア~ウのいずれかに該当するもの
ア 従事者の顔写真等を広告宣伝に用いるもの
イ 接客の相手となる従事者を客が指名できるもの
ウ 学校指定(又は推奨)の生徒制服(体操服を含む)を着用して接客するもの
引用元│有害役務提供営業とは
ようするに、学校の制服姿で勤務する飲食店だったり、
お客さんがプロフィール写真から女の子を指名できるシステムがある飲食店で、18歳未満の青少年が働くのは違法ということになります。
これらはメイド喫茶やキャバクラなどの接客をイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
また、上記の条件に該当しなくても違法となるケースがあります。
専ら異性の客と会話又は遊興する役務を提供するもの 【無店舗型】
※いわゆる「派遣コミュニケーション」「散歩」等
引用元│有害役務提供営業とは
簡単にいえば、異性とお話ししたり、遊んだりしてお金を得る業務も、満18歳未満が行うと違法になります。
JKビジネスにおいては、以下のような内容がそれに該当します。
お客さんとお散歩
お客さんとお話
お客さんとゲーム
最後に挙げるのが「撮影会」などに代表される業務です。
個室等(個室だけでなく、つい立て、棚、カーテン等で仕切られ、外部から内部を見通
しにくい構造のものを含みます。)で、専ら客に異性の人の姿を見せる営業
※いわゆる「見学」「撮影」「作業所」等 【店舗型・無店舗型】
このように、18歳未満の少女が男の人にお金をもらって姿を見せる仕事も違法です。
【違法】JKビジネスの主な営業形態一覧
先ほどお伝えした「有害役務提供営業」の定義をふまえて、18歳未満の青少年が働くと違法になる仕事の一覧をご覧ください。
JKビジネスでもメジャーな内容です。
※以下のような営業形態で18歳以上の者しか勤務していない場合でも、業者がしかるべき届出をしていなければ風営法に違反することになり、犯罪となります。
※以下の営業形態で18歳以上の者しか勤務しておらず、業者がしかるべき届出をしている場合であっても、本番行為などの裏オプが行われていれば犯罪となります。
(1)リフレ
マッサージや添い寝、ハグなど客の身体に接触するサービスを提供
(2)散歩
散歩と呼ばれる屋外同伴デート、カラオケの同伴、観光案内等のサービスを提供
(3)
コミュ(コミュニケーションルーム)
客の要望に応じ、会話や占い、ゲーム等のサービスを提供
(4)撮影
制服等のコスプレや水着姿を撮影させるサービスを提供
(5)見学・作業所
大部屋等に制服姿等の従業員を待機又は作業をさせ、マジックミラー越しにその姿をのぞき見させたり、客の注文に応じたポーズをさせたりするサービスを提供
(6)カフェ(喫茶)
喫茶店内において飲食物等を提供し、かつ客の指名を受けて談笑やゲームをする等のサービスを提供
(7)ガールズ居酒屋
従業員に水着や下着等を着用させ、パフォーマンス付きでメニューの注文を受けたり、客の面前でダンスをさせる等のサービスを提供
(8)ガールズバー
カウンター席を設置し、女性バーテンダーがカウンター越しに接客し、酒類等を提供
「お客さんと散歩」・「お客さんとお話」・「お客さんとゲーム」・「撮影会」など、一見すると違法性や危険性はないように思ってしまいますが、すべて正真正銘の「黒」です。
青少年保護育成条例の「有害役務営業」ですべて禁止されている行為に該当します。
さらに、労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反と、JKビジネスは違反のオンパレードです。
高校生や18歳未満の女の子がバイトを探すときには、保護者の方に相談のうえ、一覧の内容にあたる仕事内容ではないか十分に確認してから検討するようにしてください。
JKビジネス被害の対策は2つの「ない!」から
最近はネットでバイト探しをする少女が増えています。
それにともない、知らないうちに巻き込まれてJKビジネスの被害にあうケースも増加しています。
そもそも怪しい広告やツイートに反応しないことはもちろんですが、
もし誤って違法な悪徳業者にコンタクトを取ってしまった場合でも、彼らに付け入るスキを与えなければ被害を免れることが可能です。
JKビジネス被害の対策として、日ごろから次の2つを徹底するようにしてください。
【JKビジネス被害対策1】個人情報を教えない!
JKビジネスの業者が女の子を集める手段として、少なからぬ割合を占めるのがSNSでの勧誘になります。
SNSで募集されるバイトがすべて怪しいとは言いません。
しかし、紙媒体や一般の求人サイトでは募集をかけられない、何かしらの事情を抱えた業者であることは確かです。
応募にはかなり慎重になることをおすすめします。
また、応募を決める前のメッセージのやり取りの段階で、相手から学校名や顔写真などを要求されることもあるかと思います。
話しの流れでさりげなく聞いてくる場合も多いため、要注意です。
先ほどご覧いただいた違法業務の一覧に該当しないことの確認・保護者や学校の承諾が取れて、かつ正式に応募を決めるまでは、絶対に募集主にこちらの個人情報を教えてはいけません。
応募したこと自体を「学校にバラす」と脅されて、働くことを強要された
辞めたいと言ったら「親にバラす」「ネットに拡散する」などと脅された
このような被害が多く報告されています。
Twitterで知り合った素敵なお兄さんが実はJKビジネスのスカウトだった
なんてフタを開けてみないと分からないケースもあります。
バイト探しに限らず、面識のない人とのやり取り全般に気をつけましょう。
【JKビジネス被害対策2】書類を書かない!
友達からの紹介や街頭でのスカウト、もしくはSNSメッセージの流れで「ひとまずお話だけでも」ということになってしまった。
ファミレスや事務所などでお茶をしつつ、緊張もほぐれたところで、
とりあえずコレ、書いてもらっていい?☆
まだ働くと決めたわけでもないのに、住所・氏名などの欄がある書類を出してくる業者。
女の子は「とりあえず」という言葉を信じて、言われるままに書いて渡してしまう・・・。
それは応募用紙のようなものだったり、なにやら小難しい契約書・誓約書だったりします。
こうして得た書類をネタに、女の子が仕事を断ったり辞めたい場合にゆすってくる・高額な違約金を請求してくるJKビジネス業者が存在します。
実際には未成年者が単独で結んだ契約は無効なため、書かせた書類には何の効力もないのですが、親や学校に内緒でJKビジネスに関わってしまった少女を脅すには必要十分でしょう。
ちょっとした油断につけ込む卑劣な手口です。
怪しい人に書類の記入やサインを求められても、決して応じないでください。
書類を書かなければ帰さないなどと言ってきたら、即110番することです。
【まとめ】「JKビジネス」「アンダー店」とググった女の子へ伝えたいこと
この記事では、JKビジネス(アンダー店)の違法性と被害対策について解説しました。
ちょっとした油断や出来心から関わって後悔することのないよう、正しい知識と対処法を学んでいただけたら幸いです。
JKビジネスの本当の弊害は、思いもよらない形で長きに渡って少女の心に影を落とし続けます。
JKビジネスは確実に違法であり、関与する業者は完全なる悪です。
頼れる大人・物わかりのいい大人を装った優しい顔を貼っ付けて近寄って来ますが、やつらは少女たちを金儲けの道具としか見ていません。
利用客だってそうです。
JKという商品価値が消えれば用済みの、使い捨ての道具くらいにしか思っていません。
そんな汚い大人たちに、どうか世界でたった1人しか存在しない大切なあなたを消費させないでください。
思春期の娘を持つ母として、
また20年ものあいだ葛藤を続けながら風俗の仕事と向き合ってきた1人の女として、心から願っています。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪