風俗嬢への偏見は少なくなった!?ただ偏見は捉え方次第で稼げる理由にもなるんです!
風俗嬢という職業は今も昔もずっと世間から偏見の目で見られてきました。
女性にとっては、出来ることならやりたくな職業No1かもしれません。
きっと多くの女性がこんな事を考えているかもしれませんが、だからこそ稼げる職業なんです。
しかし、近年少しずつですが世の中が変わっています。
昔ほど簡単に稼げなくなったと言われる風俗業ですが今回の記事ではその辺を解説していきます。
風俗嬢に向けられる偏見とは?
風俗嬢への偏見
身体を売る仕事
汚らわしい仕事
性病のリスクがある仕事
努力が出来ない人
学生時代に勉強をしなかった人
普通の仕事に就けない人
借金だらけで風俗に落ちた人
風俗嬢に対してこういった考え方を持っている人が少なくありません。
実際に今まで努力してきた女性でも状況によって仕方なく風俗の仕事をする事になって方もいますし、本当に努力が出来ない人が風俗嬢になった場合もあります。
どちらの場合でも他の人には一括りで
「風俗嬢=よくないもの」
と捉えがちです。
これは男女ともにです。
「偏見=稼げる」は事実
強い偏見を受ける業界ほど稼ぎやすい
これは、私が店長時代に在籍女性や男子スタッフによく言っていたことです。
新しく入社する男性スタッフ全員に言っていましたし、風俗嬢である事を気にしている女性にも時折言っていました。
男女ともにそうですが、風俗業界で働こうと最初から考えている人はほとんどいません。
1万人に1人いれば良いほうだと思います。
子供の頃の夢が風俗嬢
風俗店の店長 or オーナー
こんな事を言っていた人はさすがにいなかったと思います。
少なくとも私に周りには1人もこういった方はいませんでした。
男性であればプロスポーツ選手。
女性であればCAだったり保育士だったり…みんな一般的な夢でした。
やりたくない…というよりも二の足を踏む職業
女性にとって風俗嬢という職業は、ちょっとだけ興味はあるけど二の足を踏んでしまう職業です。
その理由として、
高収入とはいえ…
知らない男性とHするのは不安
知り合いにバレるのが怖い
この2つが大きく二の足を踏む理由になっています。
特にバレに関しては、一度知られてしまえばずっと事実が残りますので興味があっても躊躇してしまいます。
理想の女性像の真逆
日本には昔から「理想の女性像」というものがあります。
例えば、
純潔を結婚まで保つ
生涯1人の男性を愛し続ける
こういった考え方は多くの人が持っています。
例えば「身体を売る」とう表現がよく使われると思います。
自分の身体を使ってお金を得る。
日本に昔からある理想の女性像の真逆ですので固定観念で拒絶する人が日本には多いですね。
実際にほとんどの日本人はこういった考え方が「良いもの」「そうあるべき」だと思っています。
でも仕方ありません。
小さい頃からそうやって教育されていますし、それが日本の歴史でもありますから。
客観的に見て稼ぐには有利な環境
しかしです。
偏見を気にせず、もしくは我慢が出来るならお金を稼ぐという事ではとても有利な環境です。
誰もがやりたがらない仕事はライバルが少ない!
だから、他の業界と比較して稼ぐうえでの競争が少くなります。
つまり、稼ぎやすくなります。
これは誰もが頭では納得します。
実際にその通りですから。
しかし、お金をたくさん稼ぎたいと日常的に考えている人でさえ実際に行動に移す人は少ないです。
頭では有利で稼げる業界だと分かっていても、彼氏や家族になかなか言えない職業ですからすぐに他の選択肢を探します。
風俗は昔からある稼げる商業
風俗という仕事は今も昔も稼げる職業ランキングの上位に君臨しています。
これは男性も女性も両方です。
世間的には年収1000万円が稼げる職業のボーダーラインですね。
普通のサラリーマンが40年毎日頑張って働いてもほとんどの男性はこの年収1000万円に到達することが出来ませんから、いかに大変な事か分かると思います。
それが、女性なら尚更大変な事です。
日本の人口に対して、年収1000万円を超える女性の割合は0.9%です。男性は6.2%。
参考文献:年収ラボ「年収階層分部図2014」
しかし風俗嬢なら
年収1000万円を稼ぐのは難しくありません。
年収1000万円以上稼いでいる風俗嬢さんはこの業界でも珍しくもなんともありません。
自分の身体を使ってるんだから当然でしょ!
と思うかも知れませんがそれにしてもです。
サラリーマンの40年以上を1年目であっさり飛び越えていくんですからこれは相当な事です。
※ちなみにですが、中世ヨーロッパ時代では船を持つことよりも娼館(売春宿)を持つ方がよりお金持ちになれると言われていました。
昔の船は天候やら海賊やらでよく沈みました。
それと比較して売春宿は沈まない投資先でした。
もしも偏見がなかったら?
これはただの余談です。
風俗嬢という職業に対して”もしも”ですが、偏見のない世の中だったらまったく稼げない職業になります。
想像するのが難しいかもしれませんが、人気職業であるCAや保育士のように風俗嬢が社会的にステータスのある職業だったら、多くの女性が風俗嬢になろうとしますよね。
そうなってくると、
綺麗で可愛い女性
スタイルの良い女性
性格が良くて愛嬌もある女性
こういった女性がより沢山風俗業界で働くようになります。
また、人気のある職業ですから働く意識もまた違ってきます。
「男性を最高に喜ばせられる仕事」
「サービス業」
という意識を強く持つようになり、今よりも全体のサービスレベルは間違いなく上がります。
もちろんこれはタラレバの話。
実際にこんな世の中だったら、風俗嬢という職業は一部の女性以外は全く稼げないものになります。
昔と比べて偏見は少なくなっている?
昔と言っても10年前と比較してですが、この業界で働く女性の顔ぶれもずいぶんと変わったと思います。
率直に「可愛い子が増えたなー」という印象です。
これは、風俗嬢に限らずですがAVの作品でも出演する女優さんの容姿レベルが年々上がっています。
私は2014年まで
風俗店の店長をしていましたが、
大学生の女性が大幅に増えた
人妻層の女性も増えた
2011年→2012年→2013年と毎年女性からの応募が右肩上がりでした。
もちろんこういった事は、時代背景と大きく関係があります。
価値観が変化している
風俗嬢の実態が見えてきた
セックスワーカーの活動が活発になった
大きくこの3つが風俗嬢に対する偏見を減少させている理由になっています。
価値観の変化
この20年ほどで大学生をとりまく経済状況は悪化の一途をたどっている。全国大学生活協同組合連合会(生協)が実施した「学生生活実態調査」によると、1996年の学生は平均で月額10万2240円の仕送りを得ていた。それが2013年には7万2280円と3割近く減っている。
日本学生支援機構が実施した「学生生活調査」(2012年度)では、親からの仕送りだけで大学生活を送れる大学生は、およそ3人に1人しかいないことが明らかになっている。
記事の趣旨としては、
経済状況の悪化
↓
仕送りが減る
↓
仕方なく稼げる風俗を選んでいる
となっています。
もちろんそういった女性もいますが、
実態としては
「自分自身の意思で働く女性」
が増えています。
自分自身の意思で働く女性は、
効率よく高収入を稼ぐため
普通のアルバイト感覚で働く
こういった動機が多いのが特徴です。
若い女性の考え方の変化も背景にあって「短時間で高収入だから効率的」と考えて、遊ぶためのお金を稼ぐ手段として風俗嬢を選んでいる女性が増えてきています。
2010年くらいから
「若者の考え方が多様化している」
というのは各所で言われていますね。
憧れの職業にキャバ嬢がランクインするようになったのも最近。
若い女性の間でナイトワーク系の仕事に関する価値観が変化している証拠でもあります。
実際に私が店長をしていた時も、家族が風俗嬢である事を納得している人や姉妹で応募してくる女性も少なくありませんでした。
こういった形で自分の周りに水商売やアダルトな仕事をしている子が増えてくる事は、より価値観の変化に拍車をかけると思います。
もしかしたら10年後には、憧れの職業として風俗嬢がランクインしているかもしれません…。
風俗嬢の実態が見えてきた
シングルマザーが増加しているのは、前からニュースで何度も取り上げられていますね。
風俗の仕事は社会のセーフティネットなんて事も言われています。
社会的なセーフティネットからこぼれ落ちた若年女性が生活支援をうたう風俗店で働いている。
将来的に長くやれる仕事ではないが、風俗店に居心地の良さを感じたり精神的にも依存する女性が多い。
引用元:AMEBLO.jp【あしたが見えない~深刻化する“若年女性”の貧困~】JKリフレやお散歩も同じ。
シングルマザーで子供を育てていくために仕方なく。
こういった理由で働く女性が増え、それを伝える記事やメディアもあり徐々にですが風俗嬢に対する認識が変わる人が増えています。
近年はセックスワーカーが活発になった
実は近年セックスワーカーが増加傾向にあります。
NHKで取り上げられたり、そういった本も出たりしています。
出典元:コアマガジン
↑こちらは風俗業界以外でも話題を読んでいる、水嶋かおりんさんの著書。
水嶋は、風俗嬢暦15年、現在は風俗嬢の講師も行っていて、また、セックスワーカーが生きやすい社会を作るために日夜活動を続けている。この本はその活動の一貫でもあり、外野の風俗嬢への偏見を払拭し、風俗従事者、これから従事しようと思う者へ心構えや「売れている風俗嬢の思考法」を説いている。
元風俗嬢という事を表立って言ってこなかった女性が自ら「元風俗嬢」を肩書に活動し始めています。
この「水嶋かおりん」さんは、風俗業界で働く女性にとっての自信や地位向上につなげる運動をされている女性です。
こういった方が社会に対して、啓蒙活動をしている事は「偏見を少なくしている」事に大きく影響しています。
昔と比べて簡単に稼げなくなった?
こう業界内では言われています。
働く女性側で言えば、上の章で説明したように風俗嬢の人口増加がその1番の理由です。
単純にライバルの数が増えたという事です。
お店側で言えば、昔みたいな雑なサービスを提供するお店がお客さんから選ばれなくなって新規開業する風俗店は次々と淘汰されています。
例えばデリヘル店を例にすれば
①時間通りに到着しない
②写真とまったく別の女性がやってくる
などです。
他にも手抜き接客や男性スタッフがお客さんに対して(上から目線やタメ語など)雑に接客。
世間一般的なサービス業としては普通の事ですが、10年前と比較して明らかにちゃんと営業する風俗店が増えています。
とはいえ、まだまだ雑なお店はたくさんありますよ。
100店舗の風俗店のうち5店舗くらいがやっとここ最近普通の営業をするようになったなという印象です。
こういった表現が1番正しいかもしれません。
徐々に変わりつつある業界ですが、まだまだ昔と変わらない部分も多くありますので稼げる事には変わりありません。
まとめ
風俗嬢が偏見を受けるのは普通の事です。
それは今も昔も。
そしてこれからもきっと変わりません。
ですが、それこそが稼げる理由なのですから捉え方次第では有難くも感じます。
少なくとも私は店長時代そうやって考えてました。
もちろんずっとやっていく仕事ではありませんから、風俗嬢として働いている期間は稼げるだけ稼いで1日でも早く卒業するのが望ましいと思います。
風俗嬢としてたくさん稼ぐには、稼ぐ方法を知るよりも「稼げない共通点」を知ることの方が近道かもしれません。
こちらに、稼げない風俗嬢の共通点を詳しく解説していますので気になった女性は是非読んでみてください。
風俗未経験からでも始められる高収入なお仕事たくさん♪