大学進学率が過去最高!奨学金は早く返済しないと危険!(前編)
高校を卒業した後の進路は
四年制大学進学
短期大学進学
専門学校進学
就職
家事手伝い
に分かれます。
現在の進学率ってどれくらいか知ってますか?
そして進学する時に奨学金で学費を賄う学生が、非常に多くなっています。
そんな風に考えているor考えたことのある女性に、知っておいて欲しいです。
奨学金は借りてもいいですが、できるだけ早く返済しないと危険です!
前編ではそのリスクについて解説します。
ついに半数以上が大学に行く時代に
実は大学への進学率は短大を除いても、53.7%もあるんです。
これは過去最高の数字です。
短大や専門学校も加えたら?
高校生の大多数は進学する
と言っても言い過ぎではないですよね。
義務教育は中学までなのに、大学行くの当たり前
いや、すごい時代になりました。
大学に行かなくても、高卒でも、自分の頑張り次第でお金をたくさん稼いだり成功することは可能です。
ですが、きっと人一倍の努力や能力が必要になりますよね(*_*)
特に目標やスキルがある人はいいですが、何もないなら…
進学しておいたほうが良さそう
こう多くの人が思っているはずです。
学費は奨学金頼み
でも数年どころか下手すれば数十年
不景気
非正規雇用が増えた
ボーナスがない
貧困化
増税
こんな話ばっかりじゃないですか?
周りで超景気のいい人って、あまり見ません。
しかも圧倒的に私立大学に通う大学生のほうが、国公立大学生より多いです。
地元に大学の数が少なかったり、行きたい大学が遠方の場合、実家を離れて1人暮らしする学生もかなり多いです。
親は金銭的にめちゃくちゃ大変…というか、所得が高くないと無理じゃないですか?
はい、無理です。
なので今は、日本学生支援機構(JASSO)などで奨学金を取得して、進学する人がとても多いです。
かつて人気だった銀行などのスクールローンは、契約条件や返済金利の面で借りれない人が増えて伸び悩んでいるようですね。
奨学金=ローン(借金)です
ここで注意しないといけないのは
日本で言う奨学金のほとんどは、貸与型なので返済義務のあるローンである。
無利子型もあるが、多くは有利子型で、銀行や金融より利率が低いだけである。
ということです。
勉強がすごくできる学生や、家が貧しい学生に
とお金をくれる給付型奨学金はあることはありますが、ものすご~く狭き門
給付型奨学金については、日本人の大学生より、外国からの留学生のほうが、多く受給してるくらいです。
奨学金は借金
つまり返済しなければいけません。
誰が返済するのか?
もちろんアナタです。
学生のアナタです。
新卒で借金500万円以上、きつっ
例えば月10万円の奨学金を、日本学生支援機構から4年間借りたとします。
借り入れ総額は、480万円になります。
利率が1.0%だとして
日本学生支援機構が設定している返還機関の20年間で返済すると
返還総額は約532万円になります。
かなりの数の大学生がこれにプラスして、入学準備一時金50万円を借りるようです。
もちろんそれにも利子がつきます。
多額の借金を抱えて、社会人生活がスタートします。
昨年の大卒初任給の平均は、206700円です。
月給20万円の人の手取りは、大体16万円くらいだと考えて下さい。
16万円で生きていかなければいけない人にとって、500万円以上の借金は厳しいです。
これが学費のための奨学金でなく、買い物やギャンブル、遊びなどで作った借金ならどうでしょう?
そんな人がいたら、家族も友人も引くし滅茶苦茶言いそうですよね。
でも毎年毎年、多数の
手取り月収16万円、奨学金という借金の総額500万円
の20代が生まれているんです。
やばくないですか?
一般的な返済計画、それ大丈夫?
もちろん日本学生支援機構など貸す側も、無事返済できるよう、現実的な返済プランをシュミレーションして教えてくれます。
標準的な例を紹介すると
返還総額 約532万円
22歳で大学を卒業してから42歳までの20年間
毎月約22000円ずつ返済
を続けていくことになります。
そう思いました?
思いますよね?
皆、そう考えて奨学金を借りますから。
ではこんなケースについても、考えてみて下さい。
・実家を離れて1人暮らし。都会で思ったよりお金がかかり、毎月生活費が苦しい。
・就職した会社や配属された部署がブラックで、1年で退職。
・なかなか再就職が決まらない。
・とりあえず派遣またはバイトで働く。お給料ダウン。ボーナスなし。
・セクハラ、モラハラ…お金の心配さえなければ、こんな仕事今すぐ辞めたい。
・ケガ、病気、事故などで働けなくなった。
・彼氏や同棲相手に裏切られ、貯金がなくなった。
・実家が被災したり、家族が寝込んだり…Uターンするか仕送りするか。
・結婚の話が持ち上がったけど、相手または相手の家族が借金は絶対NG主義。
・授かり婚したけど、夫の収入が低い。
・保活、見事に失敗。働けない。
・パート先で虐められた。
・予定外妊娠なう。
・予想外多胎児育児なう。
・子供に持病や障害がある。
・夫がリストラ。
・夫が借金してた。金額やばい。督促やばい。
・義実家のリフォーム代として、まとまったお金を出してあげなくてはならなくなった。
・自分または子供に夢や目標ができたが、レッスン・資格などにお金がかかる。
まだまだあります。
ポジティブなものもネガティブなものも含め、人生には思わぬ変化が付き物。
20年間、事情や境遇が一切変わらない人なんて、むしろいるのでしょうか?
そして昔と違って
大学卒業すれば、当たり前に企業で正社員
ボーナス年2回、特に仕事ができなくても終身雇用&年功序列で昇給確定
なんて世の中ではありません。
明日はどうなるか分からないのに、昭和を準公務員的に生きてきた人達が考えるモデルケースを鵜呑みにして大丈夫?
多分、大丈夫じゃない。
まとめ
誰もが気軽に借りる奨学金ですが、この返済が何十年もにわたりアナタの足を引っ張る可能性大です。
ではどうすればそのリスクを減らすことができるのかについて、後編ではお話したいと思います。
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